桜木町駅は横浜駅だった?
昔々その昔、日本で最初の鉄道が開業した時の横浜駅は、今の桜木町駅ら辺だったりして、その頃にオープンした『川村屋』で御座います。
元々は洋食屋さんだった『川村屋』ですが、1989年に今の場所に桜木町駅が微妙に移動し、そのくらいのタイミングで洋食をやめて”蕎麦&うどん”の店になったらしいですよ?
って事で、創業は1900年とメッチャ古い『川村屋』ですが、”駅そば”としての歴史は30年くらいとの事。
ちなみに老舗ってワードは1世紀、すなわち100年以上続かないと名乗れないみたいですが、今は便宜上そこそこ古ければ使ってたりして?
そう考えると『川村屋』は屋号的には老舗ですが、蕎麦的には30年くらいですので微妙な感じですかね~
とは言え、桜木町駅ってロケーションにある為、1日1000杯以上売れるらしく、確かに行くといつもお客さんが入っている印象でして、人気店である事は間違い無いぞと。
券売機の方はこんな感じ。
お値段的には安くはないものの、ギリ普通かな?
ん~……でも400円のメニューでも1000食出れば40万円……メッチャ儲かってますね~みたいな小並感。
駅そば的には珍しく『冷やし』(70円)の食券があり、コレを使うと冷やしメニューになるっぽいですね。
ん~……でも、わざわざ冷やす為だけに70円払うなら、普通の蕎麦屋で食べれば良いじゃんって思えるので、今回は華麗にスルーしたいと思います。
青汁推しなのは……普通に謎ですな。
ってか、ローカルルールなのかは謎ですが、店に入ると座席に荷物を置いて席を確保する人が多いのですが、それはチョット駄目じゃないですか?
確かに満席になりがちな人気店なので、席が足りなくなる事もありますが、食券を買って並んでる人が先に座るべきでして、荷物を置いて席確保とかマナーに反すると思います。
一応は外のテーブルでも食べれるみたいなので、子供じみた事は止めて欲しいですよね~
『天ぷらうどん』390円
こんな感じで、どうでしょう?
いや!
確かに「そこは蕎麦を食べるだろ!」みたいな気がしないでも無いのですが、前客3人が全員うどんでオーダーしてたら、初見の筆者も流されるしかないじゃない?
結果から言うと、ただの偶然だったみたいで蕎麦が主流な『川村屋』ですが、こういう感じで「場の空気を読む!」みたいなのは食べ歩きの基本なので覚えておきましょう。
ん~……まあ、普通かな?
いや、そもそも駅そばと言うか”立ち食いそば”ってジャンルは、そこまで個性が出るビジュアルにはならないので、普通が一番だと思います。
さらに言うと、立ち食いそばの蕎麦って言うほど蕎麦粉は入ってない説があるんで、うどんを食べるのも正解だったりして?
もっとマニアックな事を言うと、忙しい店だと蕎麦の場合は茹で起きして丼に準備してたりする事もあるので、うどんをオーダーして茹でたて(まあ、温めるだけですが)を食べるって戦術も有るんですよね~
と、言う訳で気になる味の方ですが……普通かな?
普通に美味しければガッツ石松(OK牧場)だと思うし、この味ならば食べてみても良いかな~って。
汁と言うかカエシと出汁はオリジナルとの事でして、確かにそこら辺は良い塩梅だと思いますね!
ご馳走さまでした!
『天ぷらうどん』総評
創業1900年と聞いたのでワクワクして行ってみたら、蕎麦専門で始めたのは30年くらい前って事で、ちょっとした肩透かし感は否めませんが、それでも飲食業で30年続けばって話でして、人気なりの美味しさであった事を確認してみた次第。
ま、ロケーション的にも桜木町駅を利用する人には最強ですし、朝は早くから営業してるのもメリットかな?
と、言う訳でそれなり歴史ある『川村屋』ですので、まあ神奈川県民なら一回くらいは食べてみた方が良いと思うので、ワンチャンどうでしょうか?
『そばうどん 川村屋』桜木町駅【閉店】
神奈川県横浜市中区桜木町1-1
営業時間 6:30~19:55
日曜祝日 7:30~19:55
定休日 無休
『川村屋』Googleマップで表示