”こってり醤油”ですよ!
と、言う訳で地味に進めている感じの”チルド麺”特集ですが、あて言おう!
「全てはココから始まったと!」
思えば昔々のその昔、日本が微妙にバブルの余韻が残っている頃、まだ199X年で世界は核の炎に包まれて、誰もがモヒカンヘアーを自由にエンジョイ出来る時代がやって来ると思っていた時代、チルド麺ってまだまだ未開発な感じでして、選択肢が超少なかったんですよね~
で、この『日清 行列のできる店のラーメン こってり醤油』が発売された辺りから、段々とチルド麺が充実して来たかもでして、全てはこの商品がきっかけになったと言っても過言では無いぞと。
いや、実際にそれまでのチルド麺って場末のスナックでラーメン頼むと、シマダヤのチルド麺が出て来る的な感じでして、御世辞に美味しいとは(略
『行列のできる店のラーメン こってり醤油』
と、言う訳で何気にコイツを食べるのも久し振りかしら?
いや、知っての通り最近はイイ感じのチルド麺が沢山売られているので、あえて『行列のできる店のラーメン こってり醤油』を食べる事も少なくなっちゃった説。
だが、しかし!
コイツも多分に時代と共に進化しているはずなので、あえて原点回帰って意味も含めて食べてみようかな~って。
中身の方は、こんな感じ。
まあ、ここら辺は同じ雰囲気ですが、地味に麺の賞味期限が延びたみたいでして、そこら辺は高評価で御座います。
昔は確かチルド麺って2週間くらいが賞味期限だったと思うのですが、今は普通に一ヶ月以上とかもありますからね~
スープの方は、こんな感じで。
ラード的な要素がポイントでして、実はそれまでのチルド麺って、こういうラード的なエレメントが少なかった説。
なので、アッサリし過ぎて店のラーメンと比べるとガッカリな味わいだったのですが、この『行列のできる店のラーメン こってり醤油』くらいから”脂感”を意識し始めたかもでして、味もガラリと変わって本格派になった記憶。
ま、一応は公式サイトのPRを引用しておきます?
もっちりとした食べごたえのある太めんと、豚骨、鶏ガラをじっくり炊き出し、背脂をプラスした旨みたっぷりの濃厚でこってりとした醤油スープです。
との事ですよ?
いざ実食!
って事で、どうでしょうかね~
今回も普通に”素ラーメン”ですが、これはレビューとして公平を期すために、全て具無しで調理してるのでビジュアル的には1㎜も映え無いのは仕方ない。
ま、そこは頑張りたまえよって話もありますが、毎回同じ具材を用意するのも手間ですし、具材が毎回違ったらラーメン的に公平ではなくなっちゃうので、だったら素ラーメンの方がレビュー的には正確かなと。
ん~……相変わらずイイ感じのスープでして、下手な店で食べるよか美味しそうですな!
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「相変わらずの美味しさですと!」
テイスト的には豚骨&鶏ガラの醤油味ですが、背脂を追加しているのでコッテリ感はありますね~
まあ、ラードの中身って背脂も入っていて、ラードと背脂何が違うのかっちゅうたら、単純に粒々の場合は背脂って呼んでいる訳ですけれども。
麺の方も昔より美味しくなっているかも?
流石に昔の麺を覚えている訳ではないのでアレですが、何度も改良され続けているはずですし、現状で美味しいので文句無しで御座います。
ご馳走様でした!
『行列のできる店のラーメン こってり醤油』総評
と、言う訳で久し振りに食べても変わらぬ美味しさだった事を、報告しておきたいと思います。
いや、昔々にコイツが発売された時は、狂ったように食べていましたからね~
ちなみに豚骨醤油っぽいイメージなので、このラーメンを家系ラーメンと思う人が居るかもですが、家系ラーメンは鶏油が絶対条件ですので、この『行列のできる店のラーメン こってり醤油』はラーショ的な豚骨醤油ですし、実際にテイストもラーショっぽさを感じると思います。
って事で、今でも十分に美味しく思える『行列のできる店のラーメン こってり醤油』ですので、是非みなさんも食べてみて下さい。