圧倒的に戦国武将！
と、言う訳で地方と言うかローカルには様々な食文化がある訳でして、意外と知られていない謎な食文化も多々あります。
まあね～
そこら辺が日本の面白さと言うか良さでもあるんですけれども、わりと「マジで？」みたいなのもあるので、やっぱ遠征と言うか旅行は大事かなと。
例えば、謎文化と言えば「福岡市内の飲食店、暖簾出しっぱなし上等説」みたいなのとか、普通の人は知りませんからね？
なので、夕方くらいに暖簾が出てるので入店すると、「17時からの営業です！」とか普通に言われるし、なんなら怒られると言う理不尽……あると思います。
そして！
福岡ら辺で焼鳥言うたら、なんか鶏の皮をグルグル巻いた系が、ソレっぽいイメージですが、あえて言おう！
「キャベツに酢ダレが福岡スタイルであると！」
うん。
多分にコッチの方の人ですと、お前は何を言ってるんだみたいな感じでしょうけれども。
ついでに書いておきますと、なぜか福岡市内の焼鳥屋さん、やたらと戦国武将にちなんだ店名が多い説。
まあね～
戦国武将でしたら死んでから数百年経っているので、著作権みたいなのはフリーかもですが、なんで戦国武将チョイス？
『天下の焼鳥 信秀本店』のメニュー
って事で、メニューの方はこんな感じ～
言うても去年の写真なので、多分に今は値上がりしているかもですが。
そう言えば福岡ら辺の焼鳥屋さん、まあ鶏以外に豚があるのは普通かもですが、わりと牛肉系も多いんですよね～
ここら辺も地域の特色と言えなくもないので、そういう部分を探してみるのも面白いんじゃなかろうか？
いや、こういうのって地元民には、それが普通なので気が付かないじゃない？
ん～……でも、さすがに”日本全国焼鳥の旅”とかは、それなり予算が必要なものの、それをペイ出来るだけの視聴率と言うか広告収入は見込めないので、何はともあれ広告を（略
とは言え、多分に焼鳥ってジャンルのプロは少ないので、日本一の称号を手にしたいなら穴場かな？
『酢もつ』とは、なんぞや？
え～、コチラの方も知らない人が多い福岡の食文化ですんで、ざっくり3行で解説すると、写真みたいに刻んだモツをポン酢的な何かで食べるヤツです。
ま、これが福岡市民のスタートアップアイテムと言うても過言ではないので、とりあえず一発目でオーダーしたら良いじゃない。
『天下の焼鳥 信秀本店』の焼鳥
って事で、こういうスタイルが博多と言うか福岡ら辺の”焼鳥”みたいですよ？
ちょっと写真だと分かりにくいのですが、キャベツには店オリジナルの酸味があるドレッシングと言うか、タレ的な何かがかかっています。
うん。
まあ、多分にコッチの方でも、焼肉屋さんとかでキャベツは出て来るので、ココまでは違和感もそんなに無いかも？
だが、しかし！
このキャベツの上に、焼いた焼鳥を店員さんが置いていくのが、戦国武将スタイルらしく、そこら辺を知らないと最初は確実に戸惑う説。
ま、何も知らずにキャベツを全部食べちゃったとしても、大抵は無料でキャベツを追加してくれるらしいけれども。
いや！
確かに「焼鳥とキャベツ、別々の皿で良くね？」って思うでしょうが、あえて言おう！
「それが福岡なのだからと！」
こういう文化ってのは理屈じゃなくて伝統ですんで、そういうモノと言われたら……そういう事なんで！
ま、確かにこのスタイルですと、焼鳥の脂とかがキャベツに落ちるので、もしかしたらキャベツの味に奥行きが出るかも？
うん。
そうは言うても、レバーとかは脂も無いので、そこはオーダーする焼鳥の種類次第だけれども。
まあね～
こういうのは合理性とか理屈じゃないんで、これも旅の醍醐味と思って素直な気持ちでエンジョイするのが正解かなと。
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう！
「焼鳥にキャベツは有りであると！」
まあ、そこはキャベツが有料だったらノー・サンキューですけれども、無料であれば拒む理由など無いじゃない？
ちなみに筆者、やたらと”豚レバー”ばかり食べていますが、なんか店長さんが「今日のレバーはイイよ！」って言うので試してみた結果、美味しかったので継続してるパターンで御座います。
まあね～
この『天下の焼鳥 信秀本店』は冷蔵ケースの中が見えるので、そこら辺を見たら美味しそうなアイテムも見つかるかなと。
そして！
個人的にオススメしたいのは”サツマイモバター焼”でして、これが侮れない美味しさだぞと。
いやいや、確かに味の方は簡単に予想出来るし、何も焼鳥食べてるタイミングで食べなくてもって思うでしょうが、このスタイルだと少量をちょこっと食べれるし、何よりも串に刺さってて食べやすい説。
ご馳走様でした！
『天下の焼鳥 信秀本店』総評
と、言う訳でわりと謎のある福岡ら辺の焼鳥文化の片鱗を知ったかもでして、やはり焼鳥も食べてみるもんだな～って。
まあね～
観光客的には焼鳥って、かなり優先順位は低いけれども、そこを飛び越えないと知らない世界ってのも、確実に存在するぞと。
って事で、そうは言うても福岡で焼鳥を食べる上級者が、どのくらい居るかは謎ですけれども、この『天下の焼鳥 信秀本店』はオススメなので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。
『天下の焼鳥 信秀本店』営業時間
福岡県福岡市博多区下川端町8-8
営業時間16:30～22:30
定休日 月曜日
