『らぁ麺 すぎ本』に行く時~
と、言う訳で兼ねてからの課題店だった『らぁ麺 すぎ本』に行く日が、ついに筆者にも訪れた説。
いや、オープン当初から行く気は満々だったのですが、基本的に”ノー・モア・行列”を信条に生きているし、真夏の気温&直射日光を考えると、デブにとっては冬以外の選択肢は無いな~って。
ついでに書いておきますと、最近自転車のタイヤを”グラベルキング”にしたので、それのテストも兼ねて行ってみようかなと。
何気に福岡でも、MAXだと1日で13km歩いていたのですが、ちょっと足の筋肉痛も無くなったので、ココらでトレーニングしなきゃですし?
ん~……わりと時間通りに到着したものの、言われてた程の行列感では無く、むしろ平日だったら開店時間に来ても1回転目に入れちゃうのかな?
みたいな謎はあるものの、とりあえずミッションを進めますかね~
『らぁ麺 すぎ本』のメニュー
って事で、今現在の券売機で御座います。
とりあえず拡大しないと文字が読めないので、拡大しておきますが、あえて言おう!
「一番安くて1300円ですと!」
マジか~
ちょっと前(2023年4月28日)まで『醤油らぁ麺』で1100円、『醤油特製らぁ麺』ですら1400円だったのに?
ま、まあ昨今の情勢を踏まえると、値上げに文句を言うのもアレな雰囲気ですが、200円は結構チャレンジャーだな~って。
まあ、ラーメンの値段は店主が原価計算した結果、導きだされた数字だと思うので、文句を言う気は無いけども、券売機を見た時のファーストインプレッションは「高っ!!!」で御座います。
いや、これって多分に普通の人間の反応ですからね?
もしも「安っ!!!」って思ったら、ただのアラブの石油王でしょうし、「普通かな?」って思ったなら、かなり訓練されたラオタだぞと。
『醤油らぁ麺』1300円
こんな感じで、どうでしょう?
ん~……なかなか美味しそうなビジュアルでして、そこは流石に『らぁ麺 すぎ本』かな~って。
ちなみに今回、結構な距離を頑張って来たので、気持ち的には『醤油ワンタンらぁ麺』(1600円)だったのですが、当サイトの予算感を考慮しつつ、記事1本で3000円稼げるかどうかって現実を踏まえると……『醤油らぁ麺』1択で御座います。
うん。
どんだけ稼げて無いんだよって話でして、何はともあれ広告を(略
一応書いておきますと、食費は実質経費だから生きてられるレベルでして、後はたまにバイトとかしてますからね?
さてさて。
話を『らぁ麺 すぎ本』のラーメンに戻すけれども、どうでしょうかね~
とりあえず具材のクオリティーは高い感じでして、そこら辺も手抜き無しで御座います。
スープもガッツリ入っていて、昨今流行りのスープケチケチ丼じゃないのも高評価!
チャーシューの方も2種類、肉厚も申し分無しでして、ラーメン的にディスる要素は見当たらないぞと。
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「さすがに美味しいねと!」
醤油ラーメンとして完成度は高いな~って感じでして、これもひとつの完成形かなと。
麺の方は細麺でして、やはり佐野イズムを継承していると思われ、啜り心地重視の長めになってるかも?
ま、総じて美味しいラーメンですって事で、宜しいんじゃないでしょうかね~
ご馳走様でした!
『醤油らぁ麺』総評
と、言う訳で食べて良かった『らぁ麺 すぎ本』でして、これにてミッションコンプリートって事で!
だが、しかし!
平日だからか、筆者が訪れた日がたまたまなのかもですが、12時のコアタイムで並び無しってのは、どうなのかな~って。
いや、別に並んでようが並んでなかろうが、オメーには関係無いだろって話ですけれども。
オープン当初はメチャメチャ並ぶって事で、落ち着いたら行こうかな~って思ったまま、数年が過ぎた訳ですが、今ってこのぐらいの行列感なのかしら?
ん~……個人的には、やはり単純に値段で敬遠され始めたのかな~って。
いや、筆者もちょこちょこ1300円、1500円のラーメンを食べるけれども、ぶっちゃけ必要経費だからって部分が大きく、誰もがこの値段を払うのかっちゅうたら、結構無理だと思いますよ?
ってか、確かにチョット前の「ラーメン1杯千円の壁!」は、ロシアのウクライナ侵攻、もとい侵略によりあっさり超えたけれども、そこから超短期間で1300円、1500円と言われても、庶民の財布がついて行かない説。
わりとラーメンの値段が安過ぎるってのが、最近のラーメン界隈のトレンドだったかもでして、ラーメンはもっと値上げすべきみたいな流れが出来ましたが、その結果が今のラーメン屋さんの行列感ですからね~
一応書いておきますが、この『らぁ麺 すぎ本』のラーメンも美味しかったので、特にクオリティーが落ちたって事は無いと思われ、お客さんが来なくなる原因があるなら、やっぱ値段かなと。
さらに書いておきますと、職業柄いろいろなラーメン屋さんに、人の何倍も行く機会があるけれども、ぶっちゃけ多くのラーメン店、以前ほどの行列感は無くなったかな~って。
結構な人気店でも「あれ?」って思う事もあるので、恐らく特定の店だけ、行列が無くなったって話じゃないと思います。
ん~……そもそもラーメンの値段の話、物価や為替で価値が全然違う海外の例を持ち出して来たり、大抵はラーメンフリーク同士で話をするので、多分に一般人とのギャップが出たのは否めない。
勿論、ギリギリでやってたのに原材料が上がったからってのは、確かに仕方ないけれども、あまりにタイミングが悪い説。
ちょっと前まで、中国発の疫病のせいで、人々は「あれ?意外と外食しないでも平気じゃね?」みたいになってるトコロに、ロシアのせいで大幅な物価高、さらに増税メガネのトリプルパンチで、明らかに消費者のマインドは冷え込んでると思われ、そのタイミングでの値上げはマイナスに捉えられちゃうのも……仕方ないぞと。
100歩譲ってそういうのも、ラオタ界隈でしたら納得して食べるかもですが、普通の人は他の外食産業も視野にありますからね~
大体、SNSとかで「値上げしても通います!」とか言う人、そこそこラーメン好きの意見しか反映されない説でして、その意見を一般人の意見と思っているなら、判断を見誤るかな?
基本的にラーメン好きしかラーメン界隈のSNSを見ないので、そんなトコロの意見を聞いてもですよ?
じゃあ、クオリティー落として値段を下げれば良いのかっちゅうたら、そう単純な話でも無く、それはそれでラオタ離れに繋がる説。
しいて言うなら、個人的には今までラーメン業界が”持ち上げられ過ぎた”と思っていて、それが根本にあるんじゃないのかなと。
番組予算が無くなった為、安く作れるグルメ番組が増えた結果、以前よりもテレビでも取り上げられる機会が増え、YouTubeとかのネタにされる事も有り、ミシュランとかにも注目され始め、わりとラーメンの社会的地位が上がったみたいな雰囲気になってるけれども。
言うなれば、そんな状況が重なっていた、チョット前までは”ボーナス期間”だった説でして、それが終わっただけかもですよ?
確かに千円以下で食べられる美味しいモノって事で、他の外食産業よりもラーメンが注目されていましたが、こうして千円を超え、そこから更に値上げとなると、もはや価格面ではアドバンテージが無いかもでして、その結果が2023年の12月なのかなと。
ま、大幅値上げして行列が短くなってても、実は客単価は上がっているので、トータルでは前より利益が出てるって事もあるので、必ずしも行列が短くなった店が、衰えたとは思わないけれども。
なんか長々と値段に文句を行ってる風に思うかもですが、別に文句ではなく「1300円だったら他の選択肢も出て来るよね!」って話でして、個人的には値段を上げたい店、好きなようにしたら良いと思っております。
まあね~
有名なラーメン店ほど、ラーメンへの情熱が熱すぎる説でして、だからこそ有名店にもなれる訳ですが、一部のメディアやテレビが言う程に”ラーメンは日本を代表する料理”とは、フツーの人達は思ってないかもですよ?
基本、テレビ関係者とか雑誌関係者、YouTuberも含めて耳障りの良い事しか言わないでしょうし、熱心な常連も多分に同じですんで、本当の一般の人達の意見、なかなか店主には伝わらないかもですが。
筆者の場合は稀なパターンと言うか、別にラーメン店の店主と仲良くなりたくてやってる訳じゃないし、YouTuberみたいに自分を売出したい訳でもなく、ニュートラルに1mmも忖度しないで書いちゃうし、ラーメン以外の飲食店にもメッチャ行くので、感覚としては”一般人(デブ側の方)”の感覚かな~って。
いや、あくまでも読者目線で発信する事に意味があると思っているので、昨今問題になってるラーメン評論家&ライターの癒着問題?とは、真逆の方のスタンスですからね~
ま、店主と仲良くないと書けない記事とかもあるでしょうから、それはそれで必要な癒着なのかもですが、それは時として読者を全員騙す事に繋がるので、読者目線との両立は出来ないぞと。
って事で、やはり醤油ラーメンとしては、間違いなく美味しい『らぁ麺 すぎ本』ですので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。
『らぁ麺 すぎ本』営業時間
神奈川県横浜市青葉区桜台26-1
営業時間 11:30~15:00 18:00~21:00
定休日 月曜日&火曜日