『Bondy』(ボンディ)@神保町
東京都千代田区 神田神保町2-3 神田古書センター 2F
営業時間 11:00~22:00
定休日 年末年始
神保町を代表する欧風カレー『Bondy』
”カレーの街、神保町”と呼ばれていますが、筆者的には言うほどカレーの街ではないかなって予感は否めません。
いや、確かに昔なら間違いなく日本一のカレータウンですが、ここ最近は秋葉原にカレーの店が集中しているので、恐らく秋葉原の方がカレーの店は多いと思います。
しかし!
それはあくまでカレーと言う広い定義で語る場合の話でして、いわゆる神保町を聖地とする”欧風カレー”の優位は揺らぎません。
しかし、神保町も古い店は結構、減っているかもですね~
面白そうな店もあるし、そろそろ俺も本気を出さんと駄目かもしれんね。
(写真が足りないので、適当に補填してみましたテヘペロ~)
ジャガイモの罠に気を付けろ!
と、言う訳でカレーを開拓しに神保町に訪れた筆者ですが、そんな神保町初心者に容赦ない”ジャガイモの洗礼”が待っていました。
カレーを注文すると、いきなりこんな感じで御座います……。
「これを一体、俺にどうしろと?」
カレーの前にジャガイモを先行させたと言う事は、先に附属のバターで”ジャガバター的な何か”として食べるのが正解なのでしょうか?
もしくはカレーが出て来てから、そこにジャガバターとして投入するのが、正しい食べ方って可能性も否定出来ません。
この自由度の高さが逆に、神保町カレー童貞を悩ます案件だし、そんなのお前だけだろって可能性は否めないのですが、あえて言おう!
「ワシ、カレーにジャガイモは合わんと思ってる!」
と……。しかも連食する予定なので、ジャガイモまで食べてたらお腹いっぱいになるし、ジャガイモなんかレビューしても価値ないし、だからと言って残すのは人の道から外れるし、正直ジャガイモは邪魔でしかない。
「お前とは……別な時、違う場所で出会いたかった……」(YELLOW談)
『ビーフカレー』(1480円)
相模原と言うローカルからやって来た筆者的には、カレーで1480円とか「たまげたなぁ……」みたいな印象が先行しますが、年に一度も食べに来ないと思うので、値段の事は忘れて味に集中してみましょう。
っていうか、デフォでライスにチーズが乗るのは驚きですね。
まあ、筆者はカレーにチーズも有りかなと思っているので、逆に嬉しい仕様ですけど。
まさに神保町スタイル欧風カレーの元祖『ボンディ』のカレーは、おフランスのブラウンソースを主体にカレーのスパイス、素材を加えたものだそうです。
乳製品のコクとまろやかさ、リンゴを主体とした果物の甘さ、さらに赤ワインを加える事でボディを与えているそうです。
「公式サイト、見たままか!」
みたいなコメントですが、そこら辺は公式サイトに準ずるのが正解かと思うので、この『ビーフカレー』の味を伝えるには、これがベストな手法だと思います。
お値段、庶民には勇気のいる価格ではありますが、ビーフ(牛肉)もゴロゴロっとした感じで沢山入っているし、味も欧風カレーの王道、ド真ん中だと思うので満足感は高めで御座います。
このくらい、ドーンと牛肉が入っていれば、1480円のビーフカレーも許されると思います。
『Bondy』 総評
神保町を代表するカレーの名店ですので、行列も長めで御座います。
その行列が示す通り、確かにカレー、もとい欧風カレーとして美味しいと思うし、ちょっと貧乏人には値段がシンドイ以外のマイナスポイントは、ジャガイモ以外に見当たりません。
特にカレーと言うとスパイシーで辛いのをイメージして、「私辛いの苦手!」みたいな女子層には、意外と受け入れやすい『Bondy』のカレーかなと思いました。
これは確かに神保町で一番と呼ばれるのも、納得の味って事でまとめておきましょう。