芋焼酎っていいよね?
と、言う訳でそろそろ「時は来た。それだけだ。」って感じですので、筆者の趣味のひとつである”芋焼酎”を布教するタイミングで御座います。
まあね~
かなり昔に一瞬流行ったので、今ではわりと関東地方の居酒屋でも『黒霧島』くらいは置いてあるけれども、あえて言おう!
「もう黒霧じゃ何も感じないと!」
かつて若かりし頃は『ワイルドターキー』1択ですが、その後はビールに移行して、やっぱビールばかりは健康に悪いな~って事で、芋焼酎を飲むようになった説。
だが、しかし!
流石に『黒霧島』も何百本と飲んだ為、もう卒業で御座います。
ん~……思えば昔々、出張で初めて鹿児島に行った頃は、酒と言えば芋焼酎しか出て来なかった時代でして、最初は結構シンドイ思いをした記憶。
逆に今は鹿児島でも普通に日本酒が置いてあるので、時代は変わったな~って小並感で御座います。
まずはメジャーから飲むべし!
と、言う訳でオススメって訳では無いけれども、とりあえずは『黒霧島』みたいな”飲みやすいタイプ”から入門するのが正解かなと。
まあ、何をもって飲みやすいのかっちゅうたら、ソコは人それぞれですが、まずは芋臭くないのがベターで御座います。
もっとも、多分に関東地方の居酒屋ですと、そもそもライトな芋焼酎しか置いてないので、本格的なのに当たる事もまず無いけれども。
そして!
芋焼酎には”焼き芋焼酎”なるアイテムもあるので、そこら辺を試すも一興かなと。
写真の『やきいも黒瀬』は名前の通りに、”焼き芋”の焼酎で御座います。
多分、普通の人は何を言ってるのか分からないかもですが、実はちゃんと”さつまいも”を焼いてから造るので、微妙に香ばしい香りがする説。
ま、この『やきいも黒瀬』は、たまに置いてある居酒屋もあるので、見かけたら飲んでみるも一興かなと。
レア焼酎を探せ!
芋焼酎の面白さは、まさにココにあるかもでして、メジャーを一通り飲んだならば、次はよりマニアックな芋焼酎を飲むと世界が広がります。
うん。
そう書くと大抵は『魔王』とか『村尾』とか『森伊蔵』みたいな、いわゆる”3M”みたいなのを思い浮かべるかもですが、あえて言おう!
「それはただのプレミア焼酎であると!」
まあ、上手く時代の波に乗って名前が売れた(略
いや、芋焼酎も好みは人により様々ですし、3Mが不味いって訳でも無いので、高くても買うって人は飲んだら良いじゃない。
だが、しかし!
「3M飲んだら芋焼酎を極めた!」って考えてるなら、それは果てしなく無知か雑魚の二択ですので、もうちょっと勉強した方が良いかな~って。
ジャケ買いも有りである!
さてさて。
芋焼酎と言うても、実はサツマイモってメチャメチャ沢山の種類があって、発酵させる為の麹も何種類もある説で御座います。
まあ、ちょっと芋の種類で選ぶのは難しいので、まずは麹の種類で自分の好みを開拓したら良いかなと。
超絶ざっくり解説すると”黒、白、黄”があるので、そこら辺の風味の違いを掴むのが、第一歩だと思います。
だが、しかし!
とりあえず自分で芋焼酎を選ぶとしたら、そういう細かい事は置いておいて、直感で”ジャケ買い”するのも有りかな~って。
いや、結局のトコロはどんなに芋焼酎を呑みまくったアル中、もとい達人でも実際に自分で飲まない事には、味は分かりませんからね?
だったら、ラベルを見て「コレだ!」みたいな衝動買いも悪くない説。
って事が最近になって知られて来たので、わりと蔵元の方でも”オシャレなラベル”を意識しているので、芋焼酎も変わったな~って小並感。
個性派に注目せよ!
まあ、芋焼酎ってわりと個性ある商品が多いので、そこら辺を飲んでみるのもマニアックかなと。
個性っちゅうても、何をもって個性とするかですけれども、やはりオンリーワンを目指して造った焼酎は、個性的だと思います。
例えばコチラの『鳥天狗しゅわしゅわ』は、ネーミングこそ如何なモノかと思いますが、実は”炭酸割り専用芋焼酎”を目指して造られています。
うん。
一昔前なら芋焼酎を炭酸で割るとか、鹿児島なら頭割られるレベルの行為ですけれども、最近は流行ってますからね~
ついでに書いておきますと、この『鳥天狗しゅわしゅわ』は原酒を短期間だけオーク樽で熟成させて、オーク樽特有の香りを生かすコダワリっぷりで御座います。
なので、わりとハイボール感覚で飲める芋焼酎でして、個人的にはお気に入りだったりして?
一応書いておきますと、炭酸で割ってもウイスキーに負けない様に、アルコール度数は36度にチューンされているので、色々な意味でガチだぞと。
芋焼酎は自由がいい!
ってな感じの芋焼酎界隈でして、何気に色々と自由な感じで、芋焼酎を造っているのも筆者の好みかなと。
ま、筆者は限りなく自由に生きたいが為に会社を辞めた訳ですし、もしも崇拝する人が居るとすれば”南斗五車星「雲」の拳士ジュウザ”様ですからね?
つまり!
芋焼酎の自由な雰囲気と、筆者の生き様は奇しくも似てる説でして、もしかしたら芋焼酎を呑む為に生まれて来たんじゃないか説まであると思います。
まあね~
言うても、ちゃんとトラディショナルな芋焼酎も残っているし、毎年の限定とか、一度きりしか生産しないレアブリードも有り、選べる幅が広いのも芋焼酎の魅力で御座います。
いや、多分にレアブリード言うてもピンと来ないかもですが、芋焼酎界隈ですと限定2000本とかザラですからね?
そう考えると3Mは(略
ついでに書いておきますと、季節によって芋焼酎も変わる説でして、例えば夏だと夏向けのライトな芋焼酎、10月くらいからは新酒が出るので、その中でも最初にしか出回らない”無濾過”みたいなのもあるぞと。
みたいな事まで、追いかけて飲んでいると、とても同じ銘柄をリピートしている暇は無い説でして、次から次に呑んだ事の無いヤツを試していると、いつの間にか”芋焼酎の沼”にハマってる自分がいるよね~
さらに!
あまりにマニアック過ぎる為、普通の人と「あの芋焼酎美味しいよね!」って話は出来ないし、ワインを色々飲んで知っているとオシャレ感も出るかもですが、芋焼酎を沢山飲んでいると廃人にしか思われないのもデメリット。
とは言え、日本酒やワインよりも飲み方(ロック、水割り、前割り、お湯割り、炭酸割り)も幅広いし、日本酒と違って冷蔵庫で無くても保管出来るので、趣味の酒としては秀逸で御座います。
って事で、わりとダサいイメージのある芋焼酎ですが実は昨今の芋焼酎、貴方達が思っている100倍オシャレなので、とりあえずは芋焼酎も呑んでみて下さい。