大野の老舗『角屋食堂』
昔々、何も無かった相模原ら辺ですが、軍関係の施設やらが集まり始め、軍需関係で微妙な賑わいを見せた頃から注目され始めた”相模大野”でして、戦後も米軍の施設が周辺にあった為、それなり順調に発展して来た次第です。
ま、今は軍関係の特需云々よりも、小田急線にあるベッドタウン的な街としての側面の方が強いのですが、とりあえず相模原は軍需で発展した街って事は覚えておいたらいいじゃない。
んで。
何気に相模大野って駅周りの進化に成功した希有な実例でして、それなり古い店とかあるものの、新しい街作りに成功してシャッター街化しなかったんですよね~
って事で、相模大野でも超古株の『角屋食堂』に行って来ました。
『エビ味噌と青野菜たっぷりのチャーハン』800円
こんな感じでどうでしょう?
正式名称は『エビ味噌と青野菜たっぷのチャーハン(紹興酒風味)』でして、その名の通りのチャーハンで御座います。
お値段、800円と安くはない感じですが、普通盛りでこのボリュームですので、まあチャーハンの大盛りを食べたと思えばチョイ安価格だと思いますね。
具材としては”卵、チャーシュー、ネギ、青梗菜(チンゲンサイ)”って感じでしょうか?
気になる味の方ですが、ほとんど海老味噌感もなくチャーハン的には大人しい味、むしろ薄味な感じですが、青梗菜の美味しさが引き立つ方向性かなと。
ちなみに”紹興酒”は炒める時にチョイと使うくらいと思われ、そんなに紹興酒を意識する必要も無いと思います。
ま、とにかくたっぷりの青梗菜とチャーシューがあるので、何気に具沢山な感じでして、シンプルながらも飽きの来ないチャーハン、それなり美味しいと思います。
ご馳走さまでした!
『エビ味噌と青野菜たっぷりのチャーハン』総評
ちなみにもう片方のチャーハンは『中国野菜とオイスター風味チャーハン』(800円)との事でして、あえて言おう!
「どちらも青梗菜な予感しかないと!」
ま、材料を共通化する事でコストは下がると思うんで、有りっちゃ有りですけれども。
とりあえずパンチのあるチャーハンって感じではないのですが、チャーハンなのに野菜も結構食べれちゃう感じですので、栄養バランス的には優秀かと存じます。
青梗菜の方もちゃんと歯触りを残す炒め加減で美味しいですし?
そんな感じで相模大野まで、わざわざ食べに生きたくなる程のチャーハンでは無い可能性は否めませんが、『角屋食堂』がどんなもんかを偵察するにはナイスなメニューだと思うので、そこら辺でワンチャンどうでしょう?
今は建て替えられているので、そこまでレトロ感があるって訳では無いのですが、やはり相模大野を語るなら『角屋食堂』は外せないと思うので、是非みなさんも『角屋食堂』に行ってみて下さい。
『角屋食堂』相模大野の北口
神奈川県相模原市南区相模大野3-12-5
営業時間 10:30~21:00
定休日 水曜日