秋刀魚が食べたい秋の夜
まあ、別に昼でも可なんですけれども、久し振りに”角上魚類”に行ったら秋刀魚が100円だったので、メッチャ秋刀魚が食べたい衝動に駆られました。
ってか、”角上魚類”って魚とか安いんだけれども、あれもこれも安くて色々と買ってしまった挙げ句、結果的には予算オーバーみたいな感じなのですが、あえて言おう!
「今日は秋刀魚しか買ってねぇと!」
まさに鋼鉄の意思って奴でして、ついつい色々と買ってしまう”角上魚類トラップ”を生まれて初めて回避する事に成功しました。
家で秋刀魚を焼くリスク!
なんなら河原に行って炭で秋刀魚を焼くのも辞さないモチベーションなのですが、時間が無いし面倒だし、家ならビールも飲み放題なので、そこは自宅で頑張る所存で御座います。
え~、秋刀魚と言えば脂と言うか煙が半端ねぇ感じでして、多分に”家で焼きたくない魚ナンバー2”だと思います。
(1位は”くさや”ですw)
と、言う訳で必殺の”電気式ロースター”の登場となります。
コチラ、ガスよりも魚がパリっと焼けるマスィーンでして、わりと居酒屋さんとかの厨房で地味に活躍している優れ物で御座います。
また、通常のトースターよりもハイパワーな為、食パンとかも美味しく焼けますし、グラタンとかも得意ですので一家に一台あっても良いかなと。
通常、底に水を張るのですが、筆者はコダワリたいので”グリル用の石”みたいなのを底に敷き詰めて使っています。
(保証外なのでオススメはしませんが)
秋刀魚は塩して置いておくべし!
まず最初に水でざっくり洗って適当に塩をして、30分くらい室温で放置します。
塩加減は……適当で!
まあ、適当っていうのはアバウトって意味も有りますが、あくまでもセンスが重要ですけども。
肉とか魚を見て「こんくらいの塩が必要かな?」みたいなイメージが出来ない人は、まあ経験を積むしかないかなと。
下味で塩をしておく事で、塩味が馴染むと共に秋刀魚の水分がチョイと絞れるし、この時に生臭さもチョイと抜けるって情報もあるので、やっておいた方が良いと思います。
この時間を使って大根とかを摺り下ろすと効率が良いかなと。
家に”大根おろし金”が無かったので、セラミックの奴でおろしてみたものの、やっぱ細かくなり過ぎるよねと思った次第でして、個人的にはもっと荒く仕上げたかったです。
そして電気式ロースターのスイッチを入れて予備加熱しつつ、秋刀魚の塩を水道水で洗い流して再び軽く塩をします。
ま、筆者は塩分を控えたいので今回は省略しましたが。
秋刀魚を焼くべし!
ま、炭じゃないんで特にやる事もなく、秋刀魚をロースターにブチ込んだら後は待つだけなんですけれども。
「無煙ロースターとは?」
最初は確かにフィルターが効いていたのですが、長年使ってるので今では無煙ロースターとは言い難い煙で御座います。
もっとも炭火で焼くと更に悲惨だし、ガスコンロのグリルで焼いても似た様なもんなので、このリスクは甘んじて受けるしか有りません。
焼けた秋刀魚は”お好み焼きのコテ”とかヘラを使って皿に移すと楽チンで御座います。
大根おろしに醤油じゃろが!
まあ、別にどう食べたって人の自由ですが、焼き魚は下味の塩も利いているので、あまり醤油をたっぷりかけるのもどうかなと。
個人的には大根おろしに醤油をかけるくらいが、丁度良いバランスかなと思います。
なんとなく動画にしてみた
超久し振りの動画なので編集ソフトすらインストールしてないレベルですが、なんとなく動画の方が分かりやすいかな~って。
「骨付きの魚を食べるのが苦手!」みたいな人も居たりするので、誰もがやっている事を今更って感じの動画なのですが、秋刀魚とかイワシ、鮎とかニジマスはこの方法がベターだと思います。
お腹の方から箸を入れて、三枚に開いちゃう食べ方ですな。
動画で見るとさして綺麗な食べ方に見えませんが、食べ終わりは頭と背骨と尻尾しか残らないので、魚の食べ方としては上質な方かと存じます。
箸は中央のラインに沿って、大体”背骨”のある辺りまで適当に入れれば大丈夫です。
動画だと少々スムーズでない部分も有りますが、自分と秋刀魚の間にカメラと三脚があり、作業がしにくかったのと、秋刀魚がスゲー熱かったのでタイムが落ちたと思われます。
ま、あとは食べやすい大きさにして、大根おろしを乗せたらいいじゃない?
ご馳走さまでした!
『秋刀魚』総評
同じ方法で皿を右左を逆にして尻尾を掴む方法もあったり、魚の背中側から攻める方法も有りますが、基本的に焼き魚は”頭が左”で来るので、この方法が一番速いと思います。
デメリットとしては3枚にしちゃうと冷めるのが早いので、2匹3匹と食べる場合は、その都度やった方が最後まで美味しく食べられるかなと。
ちなみにアジくらいはギリ出来るのですが、鯛みたいなのは無理なので、やはり細長い系の魚に適した食べ方である事も報告しておきましょう。