『麺ダイニング 旬彩』真鯛塩SOBA的なラーメンを食べる@小田急相模原

『麺ダイニング 旬彩』真鯛塩SOBA的なラーメンを食べる@小田急相模原

オダサガに新店ですと?

一応、フィリピンに居る時も常にSNSで情報を収集していた訳でして、何気に『麺ダイニング 旬彩』がオープンしていた事は知っていました。

と、言う訳でやはり新店は早く行った方が情報として価値があるかな~と思ったので、雨が止んだ日を見計らって出撃で御座います。

ってか、ラーメン屋さんが新規オープンしたのかと思っていたら、なんか居酒屋かなんかの二毛作営業らしく、そう言われて見れば店内もソレっぽい店の居抜きと言うか、”カラオケDAM”まで備わっている感じでして、二毛作営業説は本当っぽいですな。

ん~……別に二毛作でも二足の草鞋(わらじ)でも構いませんが、味に関しては金を払う以上、1㎜も妥協出来ない可能性……あると思います。

店内、思いの他”地元住人”が入っていて、いまいち店内写真は撮れませんでしたが、そんなに怪しい雰囲気ではないので、入りにくさはそうでも無いと思います。

『真鯛塩 SOBA』800円

こんな感じですが、何か?

ちょっと丼の形状が独特と言うか、底が狭くて背の高いタイプでいまいちボリューム感が掴みにくいかもですな。

ま、ぱっと見たビジュアル的には、まあ……それなりソレっぽい雰囲気ではあると思います。

上から目線になっちゃうので失礼ですが、それなりラーメンを研究した感は出てますな。

気になるスープの方ですが真鯛100%ではなく、店のメニューに書いてあるのをそのまま書くと「愛媛県産の鯛をふんだんに使用し銘柄鶏スープを合わせたコクのあるスープに仕上げました。」との事です。

「自分の言葉で書かないんかい!」みたいな突っ込み、御感想、誠にごもっともで御座いますが、こういう事は筆者があれこれ妄想するよりも、メニューに書いてあるのが大抵は”真実”ですので、それをストレートに伝える事が何よりも重要と思うし、読者様にとっても有益であると考えているので、そこはライターのプライドとかは一切捨てて、ストイックにレビューと言うか”報告”するのが努めかと存じます。

まあ、記事の尺の関係で無駄な言葉とかポエム多めで構成しておりますが、それらはあくまでノイズでしかなく、真実だけを書くなら250文字程度で事足りるでしょうか?

みたいな気はするのですが、一応は俺のリリックを伝えたいので感想を書きますと、確かに鯛感もイイ感じなのですが、やはり鶏の方が勝っちゃってるので、割合を”真鯛8:鶏2”くらいにするか、いっそ真鯛100%の方がラーメン的にはウケるかなと思った次第です。

いや、現状でも悪くは無いスープなのですが、何せ昨今のラーメン業界は全体的にレベルが上がって来ているので、真鯛をウリにするならもっと真鯛感を上げないとかな~って。

勿論、そこら辺は純粋に”原価”に影響するので外野が口を挟む事では無いのですが、食べに来るのは外野と言うか”客と言う名の他人ばかり”ですので、本気でラーメンとしてブレイクしたいなら「おっ!」と思わせる何かは必要かなと。

もっとも、恐らく店主もラーメンのプロでは無く、ラーメンが好きで始めた二毛作ですので、最初から高い水準を要求するのも野暮ですが、お客さんはシビアですので「そのうち美味しくなるだろう?」とか思いながら通い続ける人は希でして、やはり最初の1ヶ月は勝負だと思うんですよね。

で、ラーメンの方に話を戻しますと麺は”管野製麺”の細麺ストレート、フスマも見える奴でして、ある意味コレ系なラーメンの正解だと思います。

一言で書くと”美味しい麺”ですね!

チャーシューの方は(略

ご馳走さまでした!

『真鯛塩 SOBA』総評

なんとなくラーメン好きで始めたのかな~って熱意は伝わる『真鯛塩 SOBA』でしたね。

多分、店主もそれなりラーメンの本を読んだり食べ歩いた結果、今の味とスタイルになったと思うので、筆者の方がどうこう言うのは筋違いではありますが、一応は職業柄多くの店を食べ歩き、ラーメンもマニアレベルで食べているので、あえて言おう!

「色々と盛り込み過ぎな気がすると!」

確かに色々な店の”良かった部分を全部取り込みたい気持ち”は分からないでも無いのですが、それは孔明の罠でして、実際にはラーメン1杯の原価を考えるとあれこれやると中途半端に終わるパターンと思われ、やはりウケる1杯って言うのは余分なモノを全て削ぎ落とし、本当にアピールしたいポイントだけに絞ってブラッシュアップしたラーメンが人気ですかね?

あくまでユーザー目線で勝手に言うだけになりますが、800円と意識高い系ラーメンな価格設定にしては、チャーシューも満足感に欠けます。

ここら辺、流行の鶏チャーシューもやりたかったのかもですが、結果として二種類のチャーシューどちらもが小さく薄くなり、満足感に欠けるモノになってるかなと。

いっそチャーシューは1種類でも良いので、満足させられるチャーシューを出した方が、食べる側は喜ぶんじゃなかろうか?

そもそも、コッチ系のラーメンを欲する人は水菜とかチャーシュー2種類とか、そういう部分じゃなくて”美味しいスープ”を欲して食べに来ると思うので、なんなら水菜もメンマも無くて良いので、もっと”真鯛”の割合を増やして濃度を上げて欲しいと思った次第です。

あとは”茶漬け”にコダワリを感じますが、どうでしょう?

オーダーしてないので何とも言えないのですが、個人的には茶漬けセットが無くても”ライス”だけあれば良いかなって。

ま、筆者があれこれ言うのは”釈迦に説法”でしか無いのですが、そもそもラーメンを食べに来るのは釈迦じゃなくて一般市民な凡人ですので、そういう意見もあるのかな~くらいのニュアンスでどうでしょうかね?

と、言う訳でスタート直後からモノ申しまくりでアレなんですけれども、逆に素人(経験のあるプロだったらゴメンナサイ)が作り始めたラーメンにしてはポテンシャルを感じるので、また数ヶ月後くらいに食べに行こうと思います。

『麺ダイニング 旬彩』オダサガら辺

神奈川県相模原市南区南台3-15

営業時間 11:30~15:00 18:00~21:00

定休日 謎

『麺ダイニング 旬彩』Googleマップで表示

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