【自衛隊】新型レーションの”スティックライス”7種類を食べ比べてみた【行動食】

自衛隊のスティックライスをGET WILD!

そんなに盛り上がる感じではない”陸上装備研究所”の一般開放ですが、今年は新型?のレーションが物販で売っていたりして、やはり地元民なら絶対に行っておいた方が良い可能性……あると思います。

わりと速攻で物販に行ったのですが、すでに2種類だけ集中的に買い占められていて、全種類って訳ではないのですが、そこそこの種類をGET出来たので参考までにレビューなどなど。

ちなみにネットで調べてみた所、他にも”鶏そぼろごはん””チキンライス””五目ご飯”が確認出来ます。

(多分、もっとある予感)

2017年の中期、後期くらいから出回っている感じでして、従来のレーションと併用して配給されているらしいです。

ちなみに”棒メシ”(スティック式レトルトライス)は大体500円前後、基地内のコンビニなどでも売られていますが、一般向けには販売されていない様でして、今の所は一般開放などの行事で買うしかありません。

ちなみに筆者は1個480円、2個900円みたいな値段で買いましたが、ヤフオクとかメルカリでは1000円~1500円程度で取引されています。

ま、自衛隊の方に一通り納めて余裕が出来たら、そのうち民生向けにも販売されると思うので、転売屋から買う必要はないかなと。

いざ実食!

ちなみに”棒メシ”(行動食)は「沸騰したお湯で10分加熱してください。」と書かれていますが、一説によると”湯煎8分”って情報もあるので、とりあえず温めて食べるのが正解です。

だが、しかし!

筆者の場合は行動食と言うよりは”非常食”としての性能を知りたいので、今回は一切の温めは無し、そのまま食べてみる事にします。

ま、ここら辺は保証対象外な食べ方ですので自己責任ですが、レトルト食品であれば加熱しないでもギリ食べられると思うので、より実践的な食べ方の方が価値があるかなと。

あとレトルトパウチは市販のモノよりは頑丈ですが、上と中央、それぞれ左右に切り込みがあるので、刃物とか無くても頑張れば開封出来ます。

『タコライス』

恐らく今現在でも10種類はラインナップがある”棒メシ”でして、かなり幅広い味があるのは意外でしょうか?

と、言う訳でまずは沖縄名物”タコライス”的なのを食べてみます。

ちなみに棒メシは全て原材料が”国産うるち米”ってなってますが、要するに普通の米と思って頂ければ大体合っているかなと。

ま、自衛隊に納入している商品ですので人体に有害な物質は一切入っていない感じでして、しいて言うなら安定剤の”グァー”ってなんぞ?くらいでしょうかね?

とりあえずパウチを素手で切ってみると、プルンプルンした感じのが出て来ます。

と、言うか下の方から押し出す感じで食べる訳ですが、やはり油脂(植物油脂)的なゼラチンっぽい感じでまとまってるので、なんか米っぽくない雰囲気が漂います。

気になる味の方ですが……まあまあタコライスかな?

写真の通り、そこまで具沢山って感じでもありませんし、やはり喉が渇くほどに濃い味付けにしたり、スパイシー感を出せないので、まあこんなもんかなと。

とは言え、いわゆるレーション(ミリタリーなメシ)として考えると誠に良好な味でして、米の芯を感じるものの味的には美味しく食べられる事を報告しておきましょう。

熱量 318kcal

タンパク質 6.9g

脂質 5.7g

炭水化物 56.9g

食塩相当量 2.0g

『鮭の混ぜ込みごはん』

”スティックライス”(多分、正式な商品名)は頑丈なレトルトパウチに入っていて、重さ180グラムと軽量なのが売りで御座います。

ちなみに棒メシ2本で1食分との事でして、1本でもそこそこ食べ応えがある事を考えると、確かに2本も食べれば簡易食としては上々かなと。

コンビニの”おにぎり”が1個100~110グラム前後ですので、”2本食べるとおにぎり約3個”ってイメージで良いと思います。

ぶっちゃけ、朝飯だったら棒メシ1本でも足りるかなと。

ちなみにレトルトはODでも濃い目な色合いのパッケージでして、戦時の事を考えて目立たない仕様になっています。

(戦時は商品シールを剥がして携行しましょう)

さて。

”鮭の炊き込み御飯”って事ですので、日本人的には絶対に外さないであろう味が予想されますが、あえて言おう!

「まあ、普通?」

やはり具が少ないと言うか鮭感が薄いので、どちらかと言うと”鮭のふりかけ”みたいな感じでして、コンビニで食べる”鮭のおにぎり”には余裕の完敗で御座います。

とは言え、こちらは賞味期限が約3年?(筆者が2018年10月に買ったのは全て2020年2月が賞味期限)の保存食ですので、味で負けるのは仕方ないかなと。

やはり塩を利かせすぎると喉が渇くので、そこら辺もあって微妙に薄味になっているので、美味しいを連呼するほどの味ではないですな。

それでも「これ喰っとけ!」と渡されても、特に不平不満が出るほど不味いって訳ではなく、なんならオヤツ替わりに食べても良いくらいの美味しさではあるので、なかなか優れたスティックライスだと思います。

熱量 330kcal

タンパク質 6.9g

脂質 6.7g

炭水化物 57.6g

食塩相当量 2.0g

『ガパオライス』

戦闘糧食にしては攻めたメニューな『ガパオライス』でして、とりあえず味の豊富さ、美味しさは結構重視している感じが伝わります。

とは言え、なんでタイ料理やねんって突っ込みは必須でして、わりと好き嫌いが分かれる味にちょっと不安を覚える筆者で御座います。

とりあえず食べてみた感じ……まあ、言われてみたらガパオライスかな?

これまた非常時に活躍するアイテムですので、そこまでメリハリのある味だと好き嫌いも出ちゃうし、味が濃すぎて喉が渇くのはダメですので、そこら辺を考えると無難な味付けなのかなと。

ですので、ガパオ感を求めて買って食べるアイテムではないし、そもそも棒メシ自体が入手困難ですので、まあレアな味を食べたなって満足感に浸るのが正解かと存じます。

熱量 316kcal

タンパク質 6.6g

脂質 5.7g

炭水化物 56.7g

食塩相当量 1.5g

『ドライカレー』

やはり自衛隊と言えばカレー、カレーと言えば自衛隊な感じですので、やっぱりあったか”ドライカレー味”って感じなのですが、あえて言おう!

「そこまでのカレー感ではないと!」

このスティックライスのコンセプトが「行動中にさっと食べられる」みたいな感じかと思われ、水無しで食べる事も想定に作られているので、まあこんなもんかなと。

とは言え、そこはカレーの偉大さでして、味的にはチョイ薄いながらも良好、個人的には好きな味だった事を報告しておきましょう。

熱量 313kcal

タンパク質 6.1g

脂質 5.9g

炭水化物 56.2g

食塩相当量 2.0g

『ビビンバ』

棒メシは意外にもバリエーションが豊富でして、ビビンバ風味まで存在しています。

ま、流石に10種類も展開してれば飽きる事なく食べられそうですが、逆にこれだけ種類があると好き嫌いが分かれそうな予感ですが、あえて言おう!

「大丈夫だ、問題無い。」

ビビンバ風味ではあるものの、コチラも具は少な目かつ味の薄めですので、そこまで好き嫌いが分かれるほどにメリハリのある味付けにはなっておりません。

ま、とりあえずは「喉が渇かない、好き嫌いが出ないくらいの味付け」ってのが絶対条件だと思うので、そこそこ普通に食べられれば合格で御座います。

そして!

そろそろ米の芯が微妙に気になり始めたし、最悪の時は温めずに食べられる事が実証されたので、ここら辺から湯煎して食べる事にしました。

するとどうでしょう?

今まで食べてた奴よりも体感で10倍くらい美味しい可能性……あると思います。

確実に米の芯みたいなのを感じなくなりますし、味の方も馴染みやすいので、やはり温めて食べるのが正解である事を確認しました。

(電子レンジで温める事は出来ません!)

ちなみに、みんな大好きメスティンの場合、二つ折りにして2本入れるのはチョット厳しい感じだった事を報告しておきましょう。

ま、湯煎くらいで十分に美味しくなるので、10分間も沸騰させ続ける必要はないと思われ、あくまでもPL法とかでマージン取っての加熱時間かなと。

熱量 375kcal

タンパク質 6.6g

脂質 10.1g

炭水化物 61.7g

食塩相当量 2.7g

『梅じそ』

こちらも日本人なら絶対的に外さないであろうベーシックな味ですが、なんか「ふりかけで良くね?」みたいな気がしないでもないので、あえて500円とかでこの味を選ぶのは微妙な可能性……あると思います。

こちらは世界で一番美味しい御飯が炊ける飯盒として有名な”フランス軍飯盒”で温めてみました。

このフランス軍飯盒は今や人気で入手困難ですが、その四角い形がパッキングに有利とか、他の飯盒よりもアルミが肉厚で熱伝導が良く、また本体と蓋の合わせ目が長く密閉性が良いので、サイコーの御飯を炊ける名器なのです!

ま、今回は湯煎するだけですのでオーバースペックですが、やはり深さと容量があるので湯煎も楽ですな。

多分、3本は余裕ですし、頑張れば1度に4本は温める事が可能と思われます。

気になる味の方ですが……まあまあかな?

これも薄味に仕立てられているので、むしろ炊いた米に”ふりかけ”をかけた方が間違いないとは思いますが、やはり喉が渇いたらダメなんで諦めるしかないです。

ってか、ぶっちゃけ原材料に”まぜこみ用ふりかけ”って書いてあるので、ほぼほぼそんな感じだと思います。

熱量 333kcal

タンパク質 5.4g

脂質 5.4g

炭水化物 62.5g

食塩相当量 1.7g

『おはぎ』

ま、とりあえず棒メシ(スティックライス)シリーズはそこそこ美味しく食べられるって事は証明されたのですが、なんだかんだと最後のラスボスが残った感じなのは否めません。

ちなみに棒メシ、そのままだと薄いものの長さがあるので、保存している時はそのまま(レトルトパウチに負担をかけない為)、持ち運びしたり調理する時は半分に折るって事でよろしいかと存じます。

気になる味の方ですが……思ったよりもイケるかな?

もっと甘いかな~と思っていたのですが、やはりイイ感じに味を調整しているので、喉が渇くほどの濃い味付けではないです。

ですので甘さを控えて微妙に塩分感があるイメージでして、そこまで”おはぎ”じゃないので食べやすいと思います。

ま、わりと辛い(辛くはないけども)風味のメニューが多いので、こういう味でワンクッション入れるのは有りだと思います。

ちなみに今回、温めた棒メシをあえて数時間後に食べたのですが、米の芯は消えていたので、やはり1度温めて食べるのが正解かなと。

ですので朝にまとめて3個温めておいて1個だけ食べて、残りは昼に2個食べるとかが良いかもです。

熱量 356kcal

タンパク質 5.5g

脂質 3.3g

炭水化物 73.7g

食塩相当量 1.2g

『スティックライス』総評

”素手で開封しさっと食べられる”とか、”水無しでも単体で食べられる”とか、”それなりの満腹感とカロリー”ってのを実現しつつ、そこそこ軽量コンパクトに作られた『スティックライス』は個人的には高評価でして、恐らくアメちゃんとかも欲しがるんじゃないですかね?

レーションと言えばやはりアメリカ軍の”MRE”がメジャーですし本家ですが、あれも結構嵩張るし、水無しでは無理ゲーですので、行動食って事ならこの『スティックライス』がベストかなと。

対抗馬としては普通に『カロリーメイト』かなと思いますが、あちらは水無しだとシンドイので、あえてライスにこだわったのは正解だと思います。

ま、実際にはメシの時は水も飲むタイミングですので、水無しで食べられる利点ってのは少ないかもですが、水が不足している時だとその差は大きいので、スティックライスを併用して”非常食”の備蓄を組み立てると最高ではなかろうか?

あと写真だと「なんかノリっぽいな~」みたいな不安を抱かれると思いますが、ちゃんと米の一粒づつの存在を感じる美味しさでして、心配無用で御座います。

と、言う訳で”自衛隊の行動食”って名目ではありますが、やはり災害時の非常食としては有効だと思うし、カンパンと違って水分無しでも食べられるので、なるべく早く民間向けにも販売して欲しいと思った次第です。

とりあえず非常時を想定して加熱せずに食べてみたのですが、やはり1度温めた方が米の芯も無くなって美味しくなるので、基本は温めて食べる事を推奨したいと思います。