荻窪に行ったので『春木屋』本店でワンタン麺的なラーメンを食べて来た

荻窪に行ったので『春木屋』本店でワンタン麺的なラーメンを食べて来た

荻窪ら辺に行ってみた

良く考えてみたら荻窪駅って降りた事がないので、筆者的には初めての上陸となる訳ですが、あえて言おう!

「荻窪中華そばですと?」

なかなか良い感じのラーメン屋さん、と言うか”中華そば屋”がちょいちょいある感じでして、もしかして荻窪って中華そばが定着してます?

ほほう……今まで「荻窪に行こう!」みたいなモチベになった事は皆無だったのですが、これほどラーメンが盛んな地域となると、ちょいちょい気になる筆者で御座います。

ん~……”荻窪中華そば”と言われてもピンと来ない感じですが、これくらい昔からの店が地域に残っている事を考えると、地ラーメン的な何かとして認めざるを得ない可能性……あると思います。

だが、しかし!

『ラーメン二郎』を食べた後なので、出来れば他のメニューが食べたい気がする!

ほほう……ランチサービスであれば筆者にも鰻ワンチャンある気がしないでもない!!

むしろ、このくらいの価格でないと食べれないのは否めないでしょうか?

こちらの豚カツ屋さんも美味しそうな予感。

「骨付き豚カツ」……本日のパワーワード頂きました。

しかし!

一応は荻窪に上陸したなら必食かなと思われる店はマークしてあるので、そこは真面目に記事化する方向で!

創業昭和24年、荻窪中華そば『春木屋』は流石にチョイと並んでいる感じですが、今回のターゲットですので頑張って並ぶ所存で御座います。

『わんたん麺』1250円

どうでしょうか?

ま、なかなか渋い感じのビジュアルでして、昭和24年創業は伊達じゃないってオーラは感じないでも無いのですが、そこは流石に突っ込まざるを得ないし、まったくもって荻窪に愛着がない人目線で、あえて言おう!

「チョットお高くあ~りませんかと!」

ん~……『わんたん麺』にするとプラス400円(大盛りだと計1400円!)、『ちゃーしゅー麺』にするとプラス500円(大盛りだと計1500円!)、まるで筆者が愛する『味の大西』における「本店以外はボッタクリ価格ラーメン」を彷彿させるセレブ価格に動揺が隠せない筆者です。

ん~……まあ、ラーメンの値段設定に関しては様々な要素があるので、店側が出した値段が正義なのですが、食べる側としてはいきなり普通の”中華そば”に850円は出せない気がしますね。

もっとも荻窪の人気店って事で電車賃をそこそこ払って来ているので、今更数百円高いから食べないって訳にも行かない訳でして、食べる1択なのですが。

気になる味の方ですが、しっかりした動物系のスープ、縮れの入った麺と”中華そば”として王道な味ですが、やはり細かい部分が丁寧な味でして、流石に人気店なだけはあるかなと。

ま、この値段で海苔が斜めにカットされ、実質1枚分にも満たないとかディスり案件だとは思いますが、この海苔も『春木屋』のアイデンティティーだと思えば、そんなもんかな~って。

気になるワンタンの方ですが、コレは流石に美味しいワンタンでして、ボリュームもそこそこ、もとい『味の大西』に比べちゃうと少ないのですが、世間一般のワンタン麺に比べるとワンタンも餡も多いので、値段さえ気にならないなら『わんたん麺』1択でよろしいかと存じます。

ご馳走さまでした!

『わんたん麺』総評

ま、ラーメン的には老舗と呼べる『春木屋』で地元”荻窪”で長く営業している実績&今現在の行列加減を考えると、そこはサイト的には褒めちぎるのがベストだと思うのですが、あえて言おう!

「当サイト、そういう感じではやってないと!」

基本、こういうのは波風立たぬ様に美味しいを連呼しとけば良いのですが、それは逆に当サイトのユーザーと言うか読者を裏切る事になるので、あくまでも筆者が感じた事をストレートに書く感じで御座います。

ちなみに筆者、イベント等でメジャーなラーメン屋さんと話をして仲良くなるチャンスは多いのですが、あえて一定の距離感を保つ感じを心掛けております。

何故ならあまり特定の店と仲良くなってしまうと味がイマイチだった時に、イマイチってストレートに書けなくなってしまうからでして、そこはプロと言うかライターとしてのコダワリで御座います。

ま、確かに仲良くなっておいた方が良い記事が書けそうな風に思えるでしょうが、実はまったく逆でして、店主と仲が良いライターが書く記事は「お客さんサイド目線ではなく、店側の立ち位置で記事を書いてしまう」みたいな罠があり、下手すりゃただのPR記事で終わってしまう危険性があるのです。

その様な記事は確かに店の味に対するコダワリなどは伝わるでしょうが、大事な味に関する評価は良い様にしか書かれておらず、その記事を信じて店に訪れると「あれ?」って感じになりがちですので、記事を読む側は店とライターの距離感を把握しておくと、がっかりするケースを避けられるかなと。

ちなみに今回、味的なモノに関しては誠に満足出来たし、特に麺は好みだったのでラーメン的にはディスる要素は皆無ですが、やはり値段的にはチョット微妙かなと。

いや、確かに原材料の高騰とかあるので、昨今のラーメンが650円じゃキツいってのは承知しているのですが、さすがに特別に地鶏やブランド豚みたいな原材料を使っている訳でも無いであろう”中華そば”で850円は、荻窪民以外はワンクッション考えちゃうと思います。

ま、筆者の愛する『味の大西』も本店以外はボッタクリ価格で爆発しろとは思っていますが、『味の大西』は麺量も多いしワンタンも超大きくて多いので、ギリ納得出来なくもないし、むしろ本店は安いよねって話でして、麺量も普通な『春木屋』の価格設定には、ちょっと儲け過ぎちゃうんか説が浮上します。

調べた訳じゃないのでアレなんですけれども、老舗も”通販”とかに熱心になっちゃうと、こういう傾向がある気がします。

(あくまでも筆者の体感ですが)

もっとも、そこら辺は折り合いが付かなければ行かなきゃ良いだけの話ですので、この価格で行列って事は筆者の財布がショボいだけで、地元民的には支持されているって考えると、そういう文化なのかなと。

と、言う訳で値段的にはモヤモヤが残るのですが、まあ確かに荻窪を代表する味のひとつではあると思うし、そんなに何度も食べに行かないであろう事を考えると、とりあえず経験値として1回くらい『春木屋』を食べておくのは正解だと思うので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。

『春木屋』荻窪本店

東京都杉並区上荻1-4-6

営業時間 11:00~21:00

定休日 火曜日

『春木屋』Googleマップで表示

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