思い立ったらクッキング!
日常、そこそこボーっと過ごしていると、ふとした瞬間に「これってどうなんだろうか?」みたいな疑問とかが浮かぶ感じでして、そんな中からそれなり気になるヤツをピックアップして実証するシリーズ的な何かで、どうでしょう?
と、言う訳で今回のテーマは「即席ラーメンって沸騰させてから作らないとダメなの?」みたいなテーマで御座います。
いや、どの即席ラーメンも100%、鍋の湯を沸騰させてから作れって書いてあるのですが、ぶっちゃけ即席ラーメンってそのままボリボリと食べれなくはないし、なんなら水の中に放置しておいても麺は食べれる様になるみたいなので、別に水から茹でても良くないですか?
いざ実証!
って事で、今回は水からの状態で即席ラーメンを作ります。
まあ、コンロの形式や火力、鍋の形状とかで『サッポロ一番 しょうゆ味』に必要な、500㎜ℓの水が沸く時間は変わるでしょうが、そこら辺はテキトーで!
そして!
「水から即席ラーメンを作る意味ってあるのけ?」みたいな声が聞こえて来るのであえて言おう!
「僅かながらに時短であると!」
言うても麺を入れたので水500㎜ℓだけよりは沸くのが微妙に遅いし、なんなら電気ケトルで湯を沸かしてソレを鍋に入れて作った方が速い説は否めないのですが、誰もが電気ケトルを持ってる訳でもないですし?
僅かな時短とは言え、人が生涯で作る即席ラーメンの数……週に1個食べるとして月4個、年に48個食べる人ならば、15歳から即席ラーメンを食べ始めたとして75歳までに食べる即席ラーメンの数は2880個、仮に1分節約出来たら2880分の節約、つまり「2日分の時間を節約出来る」って計算が成り立ちます。
もし、死ぬ間際に「あと2日、長生き出来たらな~」みたいなのも、このテクニックを利用すれば解決な訳でして、たった週に1分節約するだけで、60年間って時間をかけると2日間余分に生きられる事に匹敵するとかマジやばい!
え?
もしかして1日の中で1分ってスゲー雑魚だけど、もっと大事に1分を使わないとダメって事?
みたいな事を考えると、マジでテレビ番組を観る為にCMを何分も見るとか、超絶無駄じゃね?
みたいな事を考えてるウチに沸いた模様。
まだ慌てるような時間じゃない
だが、しかし!
鍋の湯が沸騰した時点では、まだまだ即席ラーメンの麺もカッチカチな感じでして、ここから更に煮込む必要はある模様……
結果!
そこから結局は2分弱は煮込む感じで御座います。
ここら辺、筆者レベルで様々な麺を茹でていると、箸で触った感じで麺の茹で上がりが分かるのですが、やっぱ時間にすると2分弱から2分半は茹でなきゃですかね?
いざ実食!
と、言う訳で水から煮立てた『サッポロ一番 しょうゆ味』の完成で御座います。
気になる味の方ですが……普通かな?
美味しくもなってないし不味くもなってないので、結論から言うと「即席ラーメンは水から茹でても美味しく作れる!」って事で宜しいかと存じます。
しいて言うなら水から茹でて沸騰させても、結局は沸騰したら完成ではなく、そこから2分チョイは茹でる事になるので、さして時短効果は無い!
ご馳走さまでした!
「水から即席ラーメンを作る実験」総評
まあ、予想通りに水から茹で始めても、味も時間もそこまで違いはなかったぞって事で。
じゃあ、なんでメーカーは沸騰してから3分とか指定してるのかっちゅうたら、多分に麺の茹で時間を指定する為の条件を揃える為に、あえて沸騰させてから麺を茹でろって書いてるのかもですね~
もっとも、コレはすでに加工してある即席ラーメンの麺の話でして、生麺の場合はやはり麺のコシとか色々な要素があり、世界各国の様々な形の麺類は沸騰させてから茹でるので、結局は「湯を沸騰させてから作れば間違いない」ってのも真理で御座います。
と、言う訳であくまでも即席ラーメン限定の話ですが、別に水から茹でても味に差は出ないので、人生を1日でも長く有効に生きたい人はワンチャン試してみて下さい。