昭和48年創業ですと?
横浜ら辺でもディープなエリアにあるラーメン&カレー専門店『太源』で御座います。
その歴史は長く創業は昭和48年、平成生まれ以降の人の為に分かりやすく西暦にすると1973年創業って事になりますかね?
つまり!
ここら辺にあるラーメン屋さん的には、かなりの古株でして、ゆえにディープなエリアに居る濃い人間達のソウルフード的なラーメン……そう解釈して宜しいかと存じます。
って事で、筆者も前から食べに行こうかな~とは思っていたのですが、行列こそ無いものの常に地元民で満席って感じでして、なかなかタイミングが合わなかった予感。
と、言う事で今回はキッチリ開店時刻を狙って訪れてみた次第。
いや、流石にココら辺のエリアですと、他にも並びたい店は多いので、あえて『太源』に並ぶとか正気の沙汰ではないですよ?
「カレーラーメン発祥の店」ですか~
まあ、元祖とか発祥の店って真偽の方は謎と言うか、わりと自称がまかり通ってる世の中ですが、創業昭和48年なら本当かもですね~
メニューの方は、こんな感じ。
流石にカレー&ラーメン専門店を謳うだけあって、メニューはカレーとラーメンですかね~
ってか、専門店の意味を小一時間は問いたいかもですが、この芸風で昭和48年から続いている訳ですが、絶対正義だと思います。
一応は卓上調味料もありますが、この店に関してはまずデフォルトでスタートするのが吉かな?
まあ、撮影アングルが謎にローアングルですが、写真は厨房を映さないのがマナーですんで、この角度で撮るのが正解で御座います。
『ニンニクラーメン』800円
こんな感じで、どうでしょう?
「カレーラーメン食べないんかい!」みたいな突っ込みは多数予想されますが、まだ慌てるような時間じゃあないと言っておきましょう。
そもそも『カレーラーメン』(1000円)とか、味的には「カレー味のラーメンですね~」って言うに決まってるので、むしろ『ニンニクラーメン』の方が気になるんじゃなかろうか?
と、言う訳でこんな感じのビジュアルですが、どうでしょうかね?
ニンニク……めっちゃ沢山入ってませんかね?
だが、しかし!
この過剰なまでのガーリック感こそが『太源』の『ニンニクラーメン』的な伝統と言うか様式美と思われ、これを食べずに”YOKOHAMA”のラーメンを語るのはナンセンスで御座います。
結果!
圧倒的なニンニクパワーに支えられている感もありますが、不思議とスープを壊すほどではなく、むしろ美味しさをプラスしている予感しかありません。
一応、スープの方は「あごだし入り」って事ですが、流石にアゴ出汁感は完全に打ち消されてるのは否めない。
食後、めちゃくちゃニンニク臭くなるであろうとは思われますが、これは不思議なテイストでして、わりと一発目からクセになる味……
場所柄、シャブの話は御法度ですが、何かしらのヤクが入ってるレベルの中毒性でして、確かにこの味にハマってしまったら死ぬまで通い続けるかもですね~
ま、本来であれば普通のラーメンから食べて、『太源』のラーメンは云々から語るのが記事としての正しい在り方だとは思いますが、そういうのを通り越して一発目から『ニンニクラーメン』を食べるのも大正解だと思います。
麺は普通に細麺ですが、このラーメンに関しては優先順位も低いと言うか、ぶっちゃけニンニクの事しか記憶に残らないので、めっちゃ普通でも問題ないと思います。
ご馳走さまでした!
『ニンニクラーメン』総評
ん~……生ニンニクって入れ過ぎたら不味くなると思っていたのですが、この『太源』の『ニンニクラーメン』を食べてみると、ニンニクに限界は無いと思えて来るかもでして、確かにコレは地元に中毒患者を蔓延させるだけの美味しさがあると思った次第。
まあね。
確かに今は家系ラーメンの店ですと、無課金アイテムでニンニクとか置いてあるかもですが、ニンニクには『太源』のスープじゃなきゃダメと思われ、他でこの『ニンニクラーメン』をインスパイアする事はインポッシブルだと思います。
しいて言うなら食べた後のニンニク臭が半端なく、マスクしてると自分の息で目眩がして来るかもですが、もはやブレスケアで消せるレベルのニンニク感では無いので、そこは諦めて死んで下さい。
と、言う訳でG系も含めてラーメンにニンニクを入れたがる人なら、この『太源』の『ニンニクラーメン』は必食ですので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。
ラーメン&カレー専門店『太源』
神奈川県横浜市中区長者町7-117
営業時間 11:00~翌3:00
定休日 年中無休