『ワークマン』エアロポンプウォームベストの暖かさよ……

『ワークマン』エアロポンプウォームベストの暖かさよ……

”AERO PUMP”ですよ!

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』1

と、言う訳でなんか最近はコッチが本業なんじゃないかレベルで、それとなく『ワークマン』の記事が多いかもですが、あえて言おう!

「全ては視聴率&広告収入次第であると!」

何はともあれサイトが存続しない事には全てが無意味ですんで、ここはひとまず「今、この瞬間に一番読まれている記事!」に近いモノをガンガンに推すのが正解かなと。

『ワークマン WARM SHIELD ニットジャケット』1900円は買い!

まあ、しかし。

なんか”ワークマン女子”ってワードはどうかと思いますが、実は最近は『ワークマン』も子供服サイズを作ってたりして、それもなかなか良い出来映えですので、是非みなさんも見に行ってみたら良いと思います!

『エアロポンプウォームベスト』2900円

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』10

って事で、今回は『エアロポンプウォームベスト』なるアイテムを買ってみた次第。

いや、コレはちょっと前に見て気になってはいたのですが、やはりまだ実用には早いんじゃないかな~みたいな感じでして、誰か人柱になってくれないかしらって思ってスルーしてたものの、「その人柱って俺じゃね?」みたいな義務感が芽生えたので、今回は自ら地雷原に万歳突撃してみた次第。

え~、とりあえずは説明しておきますと、この『エアロポンプウォームベスト』は”空気の量を自由に調節 自分に合わせた快適な着圧感”との事でして、ポンプで膨らませる事で断熱性とフィット感を高める模様。

ん~……この時点でかなりの期待と同時に、それなりの不安を抱く感じでして、多分に普通の人は様子見しちゃうんじゃないでしょうか?

そんな訳で、まあ別に辛口レビューと言う訳ではないものの、”ワークマンアンバサダー”みたいなPR案件でもないので、そこはあくまでも消費者目線であれこれチェックしたいと思います。

メッチャ空気入れるの大変説

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』12

はい。

と、言う訳でいきなりディスる感じですが、ココら辺は誰もが思う事ですので、正直に書くのが正解かなと。

ってか、アンバサダーとかPR案件で書いたり動画作っているので、まあ悪い事は書けないと思われ、果たしてレビューとして信頼出来るかどうか?

その点、当サイトは完全にフリーと言うか野良ですし、1円たりとも貰っていないので、ダメなモノはダメと書くスタンスで御座います。

で。

この『エアロポンプウォームベスト』は、付属のポンプで空気を入れるのですが、そのポンプがかなりシンドイ感じでして、筆者レベルの握力を持ってしても、膨らませるのに疲れるぞと。

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』5

って事で、多分に急遽もうひとつのポンプが追加されたと思われます。

いや、てっきりコレで空気を入れるのかと思ったら、もうひとつポンプがポケットの中に入ってたりして?

なので、ぶっちゃけ最初に繋がってるポンプは大変疲れるので、普段はコッチのポンプを使うのが正解だと思います。

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』16

繋がってるゴムっぽいポンプは、空気を入れる(握る)時に、穴をもう片方の手と言うか指で塞がないとダメなのですが、自転車の空気入れっぽいヤツはスコスコと、それはそれはスコスコとやるだけで空気が入るので、多少は楽チンになっていますね~

もっとも、調子こいて空気を入れすぎてもパンクに繋がると思うので、イイ感じのトコロで止めるのが正解だと思います。

パンクしたらただのゴミ説

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』11

そして!

空気を入れてどうこうってタイプなので、尖ったモノに刺さって穴が開いたら即ゲームオーバーなのは……多分に間違いないでしょう。

ついでに言うと、空気をパンパンに入れた状態で体を曲げた時、限界値を超えた圧力がかかった場合もパンクして終了と思われ、かなりデリケートなウェアと思われます。

ん~……そうなると登山みたいなのは命に関わるので、ちょっと信頼性が低い『エアロポンプウォームベスト』は無しですかね~

逆に言うと、まあ街中ならパンクしても寒いだけで済むし、早々に尖ったモノが刺さる事も無いと思うので、タウンウェアとしてなら有りだと思います。

空気を入れると着れなくなる説

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』17

何を言ってるのか分からねぇと思うが、俺も何をされたのか分からなかった。

LLサイズを買ったから余裕だろうと思って空気を入れたら、マジでファスナーが締まらねぇ……

いや、正確には着れるサイズを買ったのに、空気を入れたら着れなくなっていた!

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』19

みたいなパターンでして、コレはマジに頼むぜ『ワークマン』さんよ~案件で御座います。

いや、このサイズ表記って多分に空気を入れてない状態だと思われ、空気を入れたらマジに着れない説……あると思いますね~

ま、確かに外側だけに膨らむのではなく、ほぼ同じ量だけ内側にも膨らむ為、そりゃジャストサイズで買ったらファスナーが締まらなくなるだろ説しかないです……

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』2

ん~……この『エアロポンプウォームベスト』って、どう考えても空気を入れた状態で使用すると言うか着用するので、空気を入れた状態でのサイズ表記にしないと、ほとんどの人が着れないかもでして、ココは今すぐ改善するか、タグとかに大きく注意書きを書いたり、販売する時にレジカウンターで必ずサイズの説明をするとかしないと、クレームの嵐なんじゃないでしょうか?

なので、インナーで着るならワンサイズ上、アウターで着るなら場合によっては2個上のサイズを買わないとですが、そんなに大きいサイズサイズが売って無いので、コレはどうにもならないのでは……

(LLサイズが一番大きいサイズ)

洗濯機で洗えない説

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』4

で、冷静に考えてみたら洗濯機にブチ込んでも、なんかパンクしそうだな~って思って、タグの注意書きを良く読んでみたのですが、あえて言おう!

「手洗いのみ可であると!」

ん~……まあ、そうでしょうね~とは思ったものの、コレはますます実用性が乏しくなって来ましたよ?

ま、エアーを貯める部分の接着とか溶着、確実に洗濯機はヤベー予感しかないと思っていたのですが、何気に”ポンプ”の部分がネックでして、ここが水没すると中に水が入っちゃう可能性が高いみたいです。

なので、空気を入れるホースの部分を絶対に水に浸けないようにしながら、優しく手洗いしなきゃダメみたいですな……

もう、この時点でガテン系の人は完全に選択肢から外れたと思われ、やはり実用性に難有りってのも否めないぞと。

空気を抜いたら超コンパクト!

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』9

って事で、色々と難有りな感じの『エアロポンプウォームベスト』ですが、利点としては空気を抜いたらわりとコンパクトになるっぽいのは、もしかしたら利点かも?

”空気を貯めて保温する”って事では、ダウンジャケットみたいな効果がある訳ですが、この『エアロポンプウォームベスト』はダウンと言うか羽毛すら入っていないので、その分だけコンパクトにはなると思います。

もっとも、超軽量かっちゅうたらそうでもなく、やはり空気を貯める部分のフィルムはそこそこの厚さと思われ、重さで言うたらダウンジャケットとかには余裕で負けるんじゃなかろうか?

逆に言うとダウンジャケットと違って水に濡れてもロフトが潰れないので、雨とかで水濡れしても保温性を保てる利点はあるかもですね~

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』6

ちなみにメインのファスナーは”YKK”だった事を報告したいと思います。

圧倒的に温かい説!

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』18

と、言う訳でぶっちゃけ実用性に難があるな~って感じの『エアロポンプウォームベスト』ですが、あえて言おう!

「暖かさって事なら最上級であると!」

ダウンジャケットとかは動く度に多少は温かい空気が外に逃げちゃうのですが、この『エアロポンプウォームベスト』はどんなに動いてもパンクしない限りは温かい空気が逃げずに、ベストの中に留まっているので、保温性能って事では最上級だと思いますね~

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』14

実際、筆者も夜の散歩で使ってみたものの、今の時期だと暑くなるレベルですので、着方次第でかなり保温性を高める事が可能だと思います。

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』7

ま、現状ですとコレに対抗出来るのは”電熱ベスト”くらいですかね?

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』8

ちなみにポケットはファスナー付きのが外側に2箇所、内側にもポケットはあるので、収納力はまずまずかな?

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』13

もっとも、下手なモノをポケットに入れると、それがパンクの原因になりかねないので、この『エアロポンプウォームベスト』に関して言えば、ポケットは無いものと思った方が正解!

『エアロポンプウォームベスト』総評

『ワークマン エアロポンプウォームベスト』3

と、言う訳で色々とハードルの高い『エアロポンプウォームベスト』ですが、暖かさと言う事では唯一無二ですんで、あれこれトレードオフして使うに値するかどうかって部分で、買うか買わないかになると思います。

個人的には電熱ベストも故障はするし、バッテリーが無くなったら終了ですし、そもそも冬山とかバッテリーの性能もめっちゃ低下するんで、山における信頼性って事なら『エアロポンプウォームベスト』の方がちょっと実用的かなと。

もっとも、この保温性能に頼って山に行って、現地でパンクしたら終了ですんで、やはり街中で着るのが正解かな~って。

あとはレイヤリング的な面でも色々と悩ましいかもでして、一番外にすると多分に空気を入れたらファスナーが締まらないですし、内側にして空気を入れたら、アウターのジャケットは2サイズ上でないと着れないかもでして、Tシャツにコレを直で着る……みたいな”裸エプロン”くらい有り得ないシチュエーションしか想像出来ない感じで御座います。

まあ、薄手の長袖とかパーカーの上に、この『エアロポンプウォームベスト』ってのが正解なのかしら?

って事で、なんか色々とデメリットがあって、メリットが目立たないかもな『エアロポンプウォームベスト』ですが、その保温性能と言うか暖かさは間違いなく最上級ですので、気になる人は買ってみて下さい。

『ワークマン コーデュラユーロライディングジャケット』3900円最強!

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