町中華の逆襲!
と、言う訳でTwitterで美味しい情報をパトロールしていると、フォロワー様が『アモイ』で黄色いカレーを食べた模様。
ほほう……そもそも令和な時代のヤングに”黄色いカレー”って言うても、多分に1㎜も伝わらないとは思うのですが、昭和世代のオッサンには昔懐かしいアイテムで御座います。
まあ、一応は『アモイ』も町中華枠でGoogleマップには登録してあるのですが、ここまでマニアックなロケーションだと視聴率的に微妙かな~と。
だが、しかし!
やはり町田って事でして一部のマニアには濃い目の反応があったので、書くだけ書いてみるも一興かなと。
店内、予想の半分くらいのスペースですが、まあ多分に営業の半分くらいは出前だったのかな~って雰囲気ですね。
『アモイ』のメニューなど
と、言う訳でメニューはこんな感じで。
看板にもある通り”きそば&中華”って感じでして、蕎麦屋と町中華を合体させた……ってイメージで宜しいかと存じます。
ん~……確かにここら辺のメニューをローテーションしていれば、なんか人生を無事に過ごせてしまう予感でして、なかなか隙のないメニューかなと。
いや、毎日が中華料理ではコッテリし過ぎて飽きちゃうだろうし、毎日が蕎麦と丼モノでも飽きちゃうものの、両方を選べたら……全然余裕じゃないですか?
ま、この『アモイ』がある場所っていかにも町田らしいロケーションでして、坂が鬼なので多分に近隣に住まう人にとって、この『アモイ』の存在は大きいかなと。
今でこそ電動アシスト自転車があるので平気かもですが、ちょっと自転車を使ったとしても外食するには大変な土地と思われ、恐らく『アモイ』の出前が神だった時代、それなり長かったと思いますね~
『カツカレー』900円
こんな感じで、どうでしょう?
若干、豚カツの方がカレーで良く見えないかもですが、なかなか良いサイズの豚カツが入っていて、”豚カツヂカラ”は文句無しで御座います。
メニュー的には『カレーライス』(650円)もあるのですが、プラス250円で豚カツが乗るならば、そこは積極的にアドする方向。
そして!
この”黄色いカレー”のイエロー感……スマホのモニターで再現出来ていますかね?
いや!
一応は当サイト、趣味ではなく”業”として生業(仕事)でやってるんで、写真とかもそれなり頑張っている訳でして、お仕事用のパソコンはそれなりのスペック、かつビデオカードも”Radeon”にこだわっております。
いや、ゲームやるなら”GeForce”1択で良いのですが、デザイナーとか写真触る人は、より発色が良いとされる”Radeon”派の人が多いぞと。
って事で、筆者のパソコン環境は、なるべく”オリジナルの色”が再現出来る様にしてるのですが、なかなか”黄色いカレー”の写真は難しいですな……
まず、ホワイトバランスオートで写真を撮ると、デジカメ側でホワイトバランスを自動で調整するものの、蛍光灯の”ちらつき”と色温度がアレでして、同じ構図で写真を撮ってもコマによって発色が微妙に変わる罠。
まあ、プロのカメラマンですと露出とか色温度ら辺もキッチリやるし、こういうシチュエーションならホワイトバランスもオートにしないし、そもそもRAWで記録してからパソコンで現像するので、ちゃんと色も再現出来るかもですが、実はデジカメってメーカーによって個性と言うかクセがあり、まったく同じ環境で撮ったとしても、まったく同じ発色にはならないんですよね~
ここら辺、あまりカメラに詳しくない人ですと「え?カメラが安物なんじゃない?」って思うでしょうし、そもそも補正バリバリのスマホで写真を撮ってる人の場合、”人間の目で見た色合い”云々よりも、映えるか映えないかの方に重きを置く説。
更に言うなら店を借り切ってストロボ炊ける状況で撮影する訳でもないので、そうなるとますます”黄色いカレー”の写真は難しいぞと。
なので、筆者のパソコンの方ではそこそこ色も再現出来ている……とは思うのですが、いかんせんコレも紙媒体の写真では無いので、みなさんが使ってるスマホの方の発色云々で、これまた色合いは変わって来るので、どうしたもんかな~って。
いや、パソコンのモニターは流石に仕事でガチに使う人も多いので、色の再現に関しては頑張っているし、各種の調整も細かく出来るのですが、スマホの場合はいくら画面が昔に比べて綺麗になったとは言え、この『アモイ』の『カツカレー』をどこまで再現してくれるのかっちゅうたら……まあ微妙かなと。
と、言う訳で気になる味の方ですが、あえて言おう!
「昔懐かしい味がすると!」
ん~……黄色っぽいカレーってのは、1年に何回か巡り会えるかもですが、ここまで鮮烈な黄色ってのは滅多にないと思われ、確実に町田&相模原界隈では『アモイ』にしか無いと思います。
そう言えば筆者、カレーの方もそこそこ研究してみたものの、黄色いカレーの作り方を知らないかもでして、どうやったら作れるんですかね?
味の方はいわゆる”黄色いカレー”の味でして、カレーからスパイス感を抜いたら、大体はこんな味わいかなと。
いや!
確かに「カレーからスパイス感を抜くとは?」みたいな感じで、何を言ってるのか意味不明に思えるでしょうが、これがいわゆる昔々のライスカレーって感じでして、大昔は黄色いカレーが一世を風靡した時代もあったぞと。
ご馳走さまでした!
『カツカレー』総評
と、言う訳で久し振りにガチな黄色いカレーを食べたかもでして、これは極一部のイエローカレーマニアであれば必食かなと思った次第。
ちなみに黄色いカレーで今現在、一番有名なのは新潟の”バスセンターのカレー”でして、そこら辺をオマージュしたカレーって事なら、ちょいと前に橋本駅の方にオープンした『ラーチャン専門 我武者羅』のカレーがあるのですが、この『アモイ』ほど黄色くは無いぞと。
そう考えるとカレーマニアなら、この『アモイ』のカレーは必食と思われ、微妙なロケーションであっても食べに行く価値があるじゃない?
そんな感じで、まあ昨今のヤングな層には”黄色いカレー”の良さも響かないかもですが、これもひとつの食文化と言うか日本の歴史ですので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。
『きそば中華 アモイ』
東京都町田市南大谷1295-61
営業時間 11:00~20:00
定休日 謎