雨の日は外に出ない説
と、言う訳でそろそろ梅雨と言うか、雨が多い季節の到来な気がするので、時間がある時は料理でもしておこうかなと。
で。
ちょっと前に見た動画で、なんかイタリアのシェフは賄いとかでグラタンを作る時に、わざわざベシャメルソースを作らない的な情報を聞いたので、本当かな~って。
ま、確かに具材を炒める時に小麦粉を使えば、それが後々はトロミに繋がるので、あえてガッチリとベシャメルソースを作らなくても出来る予感。
マカロニグラタンの材料
って事で、今回の材料は”牛乳、バター、小麦粉、タマネギ、鶏のササミ、ブラウンマッシュルーム、ペンネ”で御座います。
他には分量外で塩、黒胡椒、オリーブオイルって感じかな?
え~、最初に書いておきますが、所詮は”雑レビュー”枠ですんで分量とかは適当で!
そもそも、野菜の大きさなんか全部が違うし、肉のパックだって重さはランダムでして、タマネギ何個、鶏のササミ何グラムってのは、ナンセンスだぞ~って。
しいて言うなら、全ての計量をしっかりやらないとダメなのは、パンとか製菓でして、そこら辺はちゃんとやらないと9割失敗する説。
グラタンのカロリーを減らしたい!
実は猫舌なのにグラタン大好きマンでして、なんとかグラタンのカロリーを減らせないもんかな~って、常々考えております。
ん~……やはりバターと小麦粉を減らせば、ストレートにカロリーは減ると思われ、そこをどう頑張るかが勝負かなと。
だが、しかし!
バター抜きで作るグラタンほど、寂しい食べ物も無い感じになっちゃうので、やはりバターと小麦粉は必須だぞと。
なので、カロリー対策としては「タマネギの微塵切りをメッチャ入れる!」とか、ニンジンの微塵切りを沢山入れて、ベシャメルソースに使う小麦粉の比率を減らしてみたら正解かなと。
後はキノコ系を沢山入れて、マカロニを減らすみたいな事しか出来ないので、そんな方向で頑張るのが良いと思いますね~
ぶっちゃけタマネギなんか、入れときゃ良い出汁になるし値段も手頃なので、個人的にはタマネギ推奨で御座います。
結局はベシャメルソースが大事!
グラタンの作り方って、わりと色々な作り方があると思いますが、結局はベシャメルソースが大事かなと。
ま、そのベシャメルソースが面倒なので、具材に小麦粉をかけて炒めたり、マカロニから溶け出す小麦粉を活用するレシピが存在する訳ですが。
とは言え、手を抜かないレシピと言うか、究極的な美味しさを求めるのならば、小麦粉をバターで炒める作業は必須でして、結局はベシャメルソースを作っちゃう派で御座います。
一応は書いておきますと、なんで小麦粉をバターで炒める作業が必要かっちゅうたら、小麦粉の粉っぽさを飛ばす為だったりして?
筆者がいわゆる”料理研究家の簡単レシピ”を参考にしないのは、こういう理屈があって昔からやってる作業を、なんの躊躇いもなく省いちゃうからですね~
ル・マンジュ・トゥー 谷昇シェフのビストロ流 完全レシピ 絶対においしく作れる 永久保存の120品
料理は科学ですんで、どの作業工程にもちゃんとした理屈と言うか、やるべき理由が存在している訳でして、それを”簡単レシピ”にする為に省いちゃうのは如何なモノか?
って事で、ちゃんと小麦粉はクッキーみたいな香りが出るまで、バターで焦がさずに炒めたり、牛乳を入れる時は超少しづつ入れるみたいな手間が大事だぞ~って。
そして!
今回はあえてマカロニと言うかペンネを、別茹でじゃなくてベシャメルソースで直接煮込む手法を試したのですが、あまりメリットは無いかな?
さすがに牛乳でペンネを煮ただけでは、ベシャメルソースほどの”トロミ”は付かないし、別茹でだと塩分感もバッチリ決められるのですが、そこら辺は出来ないぞと。
とは言え、やはりペンネを入れて煮る事により、さらにベシャメルソースの濃度が高まったので、これはこれで良いかもですが。
で。
ペンネにちゃんと火が入ったら、最初に炒めておいた具材を合わせる感じで御座います。
何せタンパク質重視で作っているので、鶏のササミも多め、タマネギの微塵切りとブラウンマッシュルームも加わるので、旨味の塊みたいなもんですからね~
一応書いておきますと、本当はもっと具材もしっかり炒めたいかもですが、やはりグラタンですので茶色くなっちゃダメなので、そこはイイ感じの落とし所を狙うべきかなと。
いざ実食!
ん~……結構なボリュームの材料を使ったのに、わずか5皿分しか作れなかった件。
(1皿分は鍋に残ってます)
ま、そこら辺はコンセプトの違いと言うか、今回のテーマは”タンパク質を増やしてカロリーは減らす”みたいな感じですんで、こんなもんかも?
ベシャメルソースを増やせば簡単に増量出来ますが、多分にカロリーが一番高い部分がベシャメルソースですんで、そこを減らして鶏ササミとタマネギで埋める作戦ですからね~
チーズの方ですが、まあ粉チーズが正統派ですけれども、単純にチーズを焼きたい派ですんで、今回はピザ用のミックスチーズで御座います。
一応書いておきますと、ベシャメルソースの方にチーズを入れるレシピもあるので、色々と試してみたら良いと思いますね~
いや、本当にグラタンってシェフによって結構、作り方が違う料理ですんで。
ここら辺、どんなグラタンに仕上げるかで作り方が変わって来る説でして、そういうコンセプトと完成イメージがしっかりしてれば、わりと自由度は高いぞと。
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「家庭の味は超えていると!」
あまり自分を褒め称えてもアレですんで、一般家庭の味は超えてるなと言っておこうかなと。
いや、わりと手間暇かけて作っているので、そうでなけりゃ意味ないけれども。
ご馳走様でした!
グラタン総評
と、言う訳で色々とテストしてみた結果、見えて来た事もあるので、実験的な意味でも成功だったぞと。
ベシャメルソースを減らして、鶏ササミとタマネギを増量するのは超有効と思われ、なんならマカロニを抜いてチーズを減らし、さらに鶏肉を増量したら、筋肉的にも有りなメニューと思われますね~
いや、鶏のササミって延々と食べるには向かない食材でして、わりとマッハで飽きちゃうけれども、グラタンに入れて食べてる分には、永遠に飽きない説。
まあね~
今の時代はカレーのルーみたいな感じの、グラタンの素みたいなのもあるので、ガチにグラタンを作る人は少ないかもですが、こういうのは趣味と思えば手間も許せるかなと。
いや、言うたらアレですけれども、グラタンの素みたいなのを使ってグラタンを何百回と作っても、多分に技術的な向上は見込めない説ですんで。
もっとも、主婦の場合は趣味ではなく、まさに仕事としての料理な面もあるので、その他の家事全般との兼ね合いを考えたら……まあ、市販のを活用するのも正解だけれども。
って事で、地味にゼロから作ると手間がかかるグラタンですが、暇な時に作ると良い気分転換になるので、とりあえず人生で1回くらいはチャレンジしてみて下さい。