今更ですが『吉村家』ですょ?
はい、と言う訳で色々と解析してみた結果、そろそろ”横浜”のターンで御座います。
横浜と言えば『崎陽軒』のシュウマイでも良いのですが、それだとチョット地味なので、ここは安定の家系ラーメンの総本山となる『吉村家』で如何でしょう?
ま、昨今は家系モドキと呼べるインチキな店が多くなりつつあるので、改めて家系ラーメンの元祖となる『吉村家』の記事を書くのも有りだと思います。
ちなみに『吉村家』は基本的に行列必死の店ですので、ついでに並び方など書いておきましょう。
まず、列に並ぶ前に店内で食券を買い、それから列の最後尾に接続します。
言うまでもなく、人と待ち合わせる場合は必ず揃ってから並びましょう。
店の入り口すぐ左のベンチから、順番にぐるっと回って座って待つ感じでして、そこから先は180度折れて立って並びます。(大体、屋根の下で待つ感じ)
ベンチには約20名座れる感じでして、先頭から10名くらいの所で分けて、食券の確認があります。
で、店員さんに案内されたら、それぞれ順番に席に座って行く感じです。
ちゃんと案内係がいるので、初めて行ってもそんなに迷う事はないかなと。
ここら辺、確実に『ラーメン二郎』よりも人に優しいので、とりあえず”食券買ってから並ぶ”って所だけ覚えておけば死にはしません。
で、カウンターに座ったタイミングで食券を提出し、ボードに書いてある現金トッピング等もカウンターに現金を置いて注文する感じです。
やはり『吉村家』と言えば、この超お得な現金トッピングが魅力でして、開店直後に仕掛けるのが圧倒的に有利です。(売り切れ次第終了なので!)
『ラーメン』700円
と、言う訳でコチラが『吉村家』のスタンダードな一杯となります。
いや、開幕直後ですので”現金トッピング責め”も非常に有効だとは思ったのですが、基本的に当サイトは一番オーソドックスなメニューを、まずは最初に紹介するって方針ですので、普通の『ラーメン』からスタートします。
ま、そもそも筆者、そんなにラーメンのトッピングはワンタン以外、特にコダワリは無いですし、麺とスープが美味しければそれで満足な人ですので。(ライスすら必要ない人)
言うまでも無く味の方も全て普通。
すなわち麺も油の量、味付け(タレ)も全部”普通”で御座います。
ま、ここら辺はそれこそ個人の好みで調整したら良いと思いますし、麺は硬めでオーダーする人が6割って感じでしょうかね?
とは言え、筆者的には「店が薦める茹で加減が一番美味しいはず!」と思っているので、博多ラーメン以外では硬めコールはまずしませんけれども。
他にも『吉村家』は卓調(卓上調味料を略してみた)が豊富ですので、ここら辺も駆使して自分の好みに仕上げるのが良いらしいですよ?
気になる味の方ですが、定休日明けの朝イチですので、一番スープがライトな状態ってのもあるのでしょうが、わりとスープ自体はライトに感じました。
逆に、醤油感は容赦ないと言うか、デフォルトでかなり塩っぱいので、ライスが捗る味付けかなと。
麺の方は硬めコールの必要性を感じませんし、流石に長年調整して来た麺なので、文句無しの美味しさで御座います。
あとチャーシューは美味しいと思います。
ご馳走さまでした!
『吉村家』総評
家系ラーメンの総本山として『吉村家』はリスペクトですが、筆者のラーメン的な好みで言うと『厚木家』の方が好きですし、『寿々喜家』(環境依存文字使えないだろが)がマストでして、正直に言うと筆者の好みの味ではないぞと。
とは言え、やはり聖地巡礼じゃありませんけど、たまには食べたくなりますし、激安な現金トッピングは魅力的ですので、やはりラーメン好きなら1回は行くべきですし、『吉村家』を食べずに家系ラーメンを語るなど有り得ないので、そう言った意味では絶対に行くべき店かなと。
ここら辺、とりあえず「吉村家チョー美味しかった!」とでも書いておけば波風も立たないとは思うのですが、やはり美味しくも無いのに美味しいって書くのは筆者のポリシーに反するので、そこまでプッシュしない感じは否めません。
あ、でも接客とかサービスはナイスだと思うので、気持ち良くラーメンが食べられる店なのはアピールしておきたいと思います。
と、言う訳で21世紀となった今、筆者的には『厚木家』か『寿々喜家』なんですけれども、とりあえず『吉村家』を食べた事が無い人は、1回くらいは食べておいた方が良いと思いました。
終わり。
『吉村家』(よしむらや)@横浜
神奈川県横浜市西区南幸2-12-6 ストークミキ1F
営業時間 11:00~22:00
定休日 月曜日(祝日の時は翌火曜日休み)