夏と言えば稲川淳二じゃね?
日本の夏と言えばキンチョウの夏か、稲川淳二の夏な2択でして、やっぱホラーと言うか心霊とかって時期ネタじゃないですかね?
と、言う訳で今回は町田の忠生ら辺に行ったついでに、誰も知らない心霊スポットである『がにやら家』(がにやら=蟹の住む谷戸?)に行って来ました。
ま、どこにあるのかっちゅうたら”忠生公園”ら辺でして、そこら辺はGoogleマップ参照で!
いざ『がにやら家』へ!
今は公園として整備されているので、階段を降りればサクッと『がにやら家』にアクセス出来るのですが、昔々は森の中に獣道的なのがあるだけでして、階段とか無かったですね~
ここら辺も”赤土”みたいな土質なので、雨が降るとツルツル滑る為、雨上がりに友達と行くと必ず誰かがコケてました。
ま、今は公園ですけども昔々は”田んぼ”と謎の廃屋しか無くって、筆者が引っ越して来た頃は、まだギリギリ家の形を残していたかな?
と、言う訳でココら辺は地元の子供達の遊び場って感じでして、確かにこの『がにやら家』ら辺は蟹が沢山獲れました。
(今は公園になったので動植物の持ち出し禁止!)
ん~……こんな石、積んであったかな?
公園化するに当たって、ここら辺の水と言うか湧き水がある辺りも、あれこれ流れを変えちゃってる感じですが、まだ『がにやら家』ら辺は比較的、昔のままかもですね。
昔はもっと竹が生えていたのですが、管理が面倒だから全部伐採しちゃったっぽいですな……
多分、この『がにやら家』には井戸とか無かった記憶でして、恐らく家に住んでた人も湧き水を利用してたんだと思います。
ちなみに廃屋の方、最初の頃は箪笥とか服もそのままでして、普通に引っ越した……って感じでは無かったかも?
もっとも目の前は田んぼですし、上に上がる道も整備されていないので、家財道具を運び出すのは大変と思われ、普通に荷物も家も捨てて引っ越したのかもですが。
(最後の住人は自殺したって噂話も……)
そんな感じの『がにやら家』ですので、多分に電気も無い生活だったんじゃなかろうか?
で、心霊スポットなの?
はい、と言う訳でそろそろ本題に入りましょう!
そんな感じでここら辺の子供達は『がにやら家』ら辺で遊ぶ事が多かったのですが、そんなに廃屋の事は気にして無かったんですよね~
勿論、ここら辺で遊ぶ時には『がにやら家』の横の坂道を通る事も多かったし、蟹とか獲りにも来てたのですが。
(誰も”がにやら家”とは呼んでませんでしたね)
んで。
そんな感じでいつもの様に遊びに行こうとしたら、いつも来る二人が「絶対に廃屋には行かない!」とか言い始めたんですよ。
まあ、最初は冗談で言ってるのかと思ってたんですが、本当に行かなくなっちゃったんで理由を聞くと「カキの木の横に女の幽霊が居た……」とか言い始めたんですよ。
で、冗談で手を引っ張って連れてこうとしたらマジギレしたので、子供ながらに「本当に何かあったのかな~」みたいな気がしました。
ちなみにその二人、後にバリバリのヤンキーになる勢いでして、あまりそういう冗談は言わない系の人だったんですけどね~
『がにやら家』総評
と、言う訳で鬼久し振りに『がにやら家』ら辺に行って写真を鬼撮りまくったのですが、あえて言おう!
「正直、何も写ってなかったと!」
ん~……まあ、こんなもんかw
実際、あっしも子供の頃に夕暮れ時になると、夏なのに寒気がするくらいの風がブワッと竹林を駆け抜ける事があったので、なんか写るかな~と思ったのですが、駄目でしたね。
「いやいや、そこは夜に行くでしょうがよ!」って説も有りますが、今は公園ですので9:00~16:30までしか入れないんで、友達が幽霊を見たって言う夕方の時間帯には入れないので御了承下さい。
と、言う訳で心霊スポットとしては微妙ですが、ヤンキーが「幽霊怖くて行きたくない」とか言うくらいですから、それなりの信憑性はあると思うので、気になる人は昼間にでも散歩がてら見に行ってみたら良いと思います。
終わり。