『ゴル麺。』跡地でどうでしょう?
町田にあった『ゴル麺。』が微妙に引っ越しをし、さらに微妙に閉店していたのですが、あえて言おう!
「正直、想定の範囲内であったと!」
わりと外から客入りを見ていて「まあ、記事化しなくても良いかな?」と思っていたら、案の定って感じで御座います。
とは言え、ぶっちゃけ『ゴル麺。』が全然駄目だった訳では無いのでしょうが、何せ町田駅周辺にはラーメン屋さんがめっちゃ多いので、やはり『ゴル麺。』の味と値段では通用しなかったと言う事ですかね?
そして!
てっきり『ゴル麺。』跡地には同じ感じでラーメン屋が居抜きで入ると思っていたら、意外にも『とらせんにん』なる創作十割蕎麦の店が最近オープンしました。
もっとも『とらせんにん』は『ゴル麺。』系列でして、そう言った意味では十分に有り得る話だったのですが、この『とらせんにん』なるブランド自体が立ち上げて間もない感じですので、まさか速攻で町田店がそうなると思いませんでしたね~
ま、はっきり言って筆者、蕎麦は嫌いじゃないのですが”創作蕎麦”ってワードには地雷感しかないものの、これも芸風ですので、あえて言おう!
「9月30日まではオープン感謝価格であると!」
ほほう……
そう言う事なら試してみるも一興か?
ちなみに店内、開幕に券売機で食券を買う感じ。
ん~……やはり創作蕎麦って事なら”つけ蕎麦”みたいなジャンルが肝だと思うのですが、あっしは意外と原理主義者ですので、まずはスタンダードな蕎麦の美味しさを確認してみたいと思います。
『天盛りせいろ蕎麦特盛』880円→700円
こんな感じで、どうでしょう?
流石に蕎麦だけだと写真の獲れ高が足りなくなる予感なので、パーツの多い『天盛りせいろ蕎麦特盛り』にしてみました。
いや、割引率で言えば『肉つけ蕎麦』の980円が今なら700円ってのがコスパ最強なのですが、それだと『とらせんにん』の蕎麦の正確な味が分からないかな~って。
ちなみに今は蕎麦系は全品が割り引き価格ですので、行くなら9月30日までのオープン感謝価格を狙う事をオススメしたいと思います。
ま、言うてもまだ丸々1ヶ月はチャンスがあるので、何度も行くのが正解!
とりあえず『とらせんにん』は「並、大、特盛、同一価格!」がウリと思われ、そこは特盛り1択でしょうか?
ちなみに並で茹で後200g、大盛400g、特盛600gで御座います。
ん~……極太十割蕎麦っちゅうだけに極太ですね~
とは言え、蕎麦自体は押し出し式のアレですかね?
天麩羅の方は……まあ、今の値段なら有りだけれども、正規の価格だったら微妙かな?
海老も「う~ん……」って感じですので、いっそ”かき揚げ”とかの方が有り難い予感。
あと、特盛りだからか汁的な何かが2個来たのですが、ぶっちゃけ蕎麦ってそんなにガッツリ浸ける食べ物じゃないので、1個で十分だと思います。
さてさて。
気になる蕎麦の味の方ですが……まあ、こんなもんかな?
何せ特盛りも同一料金ですので、原価計算は特盛りでも赤字にならない方向で調整していると思われ、蕎麦ガチ勢に比べると、そりゃあ味的には適わないぞと。
そもそも「打ち立て、切り立て、茹でたてそのままの十割蕎麦を。」みたいなキャッチですが、ちょっと”切り立て”の意味が分かってらっしゃらない可能性は否めませんし、そもそも蕎麦を打ってないんじゃないか説が濃厚。
(押し出し式で”打つ”の表現は如何なモノか?)
ま、しいて言うなら一応は十割蕎麦なんで、下手な立ち食い蕎麦よか美味しいかな?
ご馳走さまでした!
『天盛せいろ蕎麦特盛』総評
と、言う訳で味的にはチェーン店の立ち食い蕎麦よりはチョット上、真面目な蕎麦屋よりも下って事でFAだと思います。
もっと良い蕎麦粉を使えば、この太さなら味わいと言うか風味も立つのですが、なんかモヤっとしてるんですよね~
ってか、蕎麦粉にこだわったら特盛り同一料金とか無理なんで、お察しの結果なのですが。
後は蕎麦の長さが揃ってなくて、凄く長かったり凄く短かったりするのも、モヤモヤします。
と、言う訳でして、まあガチの蕎麦モチベで『とらせんにん』に行く人は居ないと思われ、やはり特盛り在りきな感じかなと。
まあ、とりあえず特盛りならお腹一杯になるし、9月30日までは感謝価格ですのでワンチャンどうでしょうか?
創作十割蕎麦『とらせんにん』【閉店】
東京都町田市原町田6-21-5
営業時間 11:00~そばが無くなり次第
定休日 無休
『とらせんにん』Googleマップで表示