2020年もラストスパート!
って事で、2020年もバリバリに年末ですんで、そろそろ家系ラーメンも食べ収めておこうかな~って。
いや、やはり1年を締め括る最後の活動ですんで、絶対に美味しくなければ許されないじゃない?
って事で、町田の家系ラーメン『奥津家』に行ってみた次第。
ちなみに筆者、家系ラーメンで一番好きなのは『寿々喜家』(スズキヤ、寿々㐂家)でして、その流れを汲む『奥津家』はオープン当初から食べてたりして?
ま、昨今は語るに値しない家系ラーメンモドキがやたらと店舗数を増やしているので、本物の家系ラーメンを食べようと思ったら、ちょいちょい調べておくのがベターですかね~
ん~……いちいちラーメンを食べに行くのに、ネットでググらないとダメってのも如何なモノかとは思いますが、家系ラーメンを食べようと思って店に入ったら、ただの資本系的な工場スープのインスタント的なラーメン屋だった時のガッカリ感は半端ねぇので、面倒な時代になったな~って。
勿論、昔から家系ラーメンを名乗るものの、全然美味しくない店とかザラにありましたが、一応は”家系ラーメン”的なスープを目指して作っているので、まだ救われる余地もあったのですが、資本系はすでに家系ラーメンの味ですら無いですからね~
資本系がガッツリ流入した家系ラーメン界隈は、ラーメン的には当たり外れが大きいジャンルでして、マジに美味しい店は貴重で御座います。
って事で、『奥津家』の券売機はこんな感じで。
ほほう……今日は『並岩のり』的なのがあるじゃない?
いや、季節と言うか時期にもよるのかもですが、わりと食べれない事も多かったので、これは食べるしかないぞと。
『並岩のり』950円
こんな感じで、どうでしょう?
どうもこうも海苔で何も見えない説はあるかもですが、ここら辺にはちょっと事情があったりして。
まあ、別に書いても書かなくてもですが、若干の作り間違えが発生したので、多分にサービス的な感じで海苔が更にプラスされたのかなと。
作り間違え言うても普通に杯数は作っていたので、多分に濃い目とか薄めとかを間違えた程度の凡ミスでして、言ってくれれば別に普通に食べたのにな~って。
(筆者はいつもノーマルで食べる派)
だが、しかし!
客が良くてもそれでは職人のプライドが許さないかもでして、そこをわざわざ作り直すとか凄いな~って。
いや、多分に店によっては何も言わずに出しちゃうパターンもあるでしょうが、恐らく『奥津家』の店主はそういうのを許さないのかなと。
ま、確かに「ま、いっか?」ってのが始まったら、それがどんどん広がって最後はラーメンの味もグダグダになる可能性が高く、そういう小さい部分すら妥協しない姿勢はリスペクトかなと。
って事で、この『並岩のり』的なラーメンの方ですが、写真の通りに”岩のり”と言うかバラ海苔みたいなのがドッサリな感じで御座います。
まあね。
多分に普通の人だと『並のり』(普通の海苔増しラーメン)で良いじゃん?って思うでしょうが、スープへの馴染み方とか麺への絡まり具合からして、真の海苔好きなら『並岩のり』ラーメン1択で御座います。
ま、家系ラーメン的に考えるなら、ライス派は普通の海苔、麺派は岩のりって感じで食べ分けたら良いじゃない?
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「今日も最高に美味しい感じであると!」
やはり町田で一番美味しい説は伊達じゃない感じでして、食べれば分かるその違いって感じでしょうかね~
今ですと相模大野の『クックら』が大人気ですが、あちらの店は『王道家』的な流れでして、家系ラーメンでも濃い目な感じですが、この『奥津家』は『寿々喜家』が修行先でして、家系ラーメンの中ではクリアなスープで御座います。
ん~……この雑味ない感じのスープが秀逸でして、ある意味”家系ラーメン”の原点に近いんじゃないかなと。
ご馳走さまでした!
『並岩のり』総評
と、言う訳でやっと『並岩のり』を食べれた感じでして、確かにコレはハマる味ですね~
特に米を食べない派の筆者にとっては、普通の海苔よりもコッチの方が麺との相性が良いので、そこら辺もナイスかなと。
そんな感じで町田で家系ラーメンを食べ収めるなら、この『奥津家』1択ですので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。
『奥津家』@町田市
東京都町田市木曽西1-1-21
営業時間 12:00~14:45 18:00~21:45
定休日 水曜日