『一蘭』のカップラーメンですと?
はい、と言う訳で個人的には気が進まないレビューでして、ぶっちゃけ『一蘭』のカップラーメン490円は死んでも買いたくないのですが、あえて言おう!
「読者の要望には応える方向であると!」
あまり普通の人は気にしないと思うのですが、いわゆるブログとサイトの違いって何だと思います?
ここら辺は諸説ありますが、今はサーバー借りてドメイン取るとかブロガーも普通にやってるし、儲けてるブロガーなら株式会社でやってると思うので、今現在においてブログとサイトに違いがあるとすれば、それは「公共性の有無」だと思いますね~
いやね。
ブログだったら嘘でもなんでも書いて良いと思うんですよ。
(実害がない程度の嘘であれば)
たいして美味くないな~と思っても、もしかしたら企業案件に繋がるかもって事で、嘘こいて褒めちぎっても、それはそれで自由かなと。
基本、ブログって自分の為にやってるんで、自分が良ければ嘘も方便ってやつですよ。
逆にサイトとなると個人の思惑は二の次で、あくまでも”公共性”と言うか読者ファーストでなければならないぞと。
まあ、今は新聞やテレビもアレですし、大手サイトも本当に事実だけを書いてるのかっちゅうたら微妙ですけれども。
とは言え、そういう基本理念を無くして「金になるなら、なんでも有り」に成り下がった瞬間、メディアと言うかエンターテインメントとしての存在価値はないかなと。
って事で、当サイトは企業案件に繋がる記事を書こうとか1㎜も思っていないので、美味しいモノは美味しい、不味いものは美味しくないと書くスタイルで御座います。
『一蘭とんこつ』お値段490円!!!
え~、個人的には美味しいとは思っていない『一蘭』のラーメンでして、それのカップラーメンって事で、なんか微妙に話題な感じですが、あえて言おう!
「お値段490円ですと!」
普通だったらソコは「マジか!」ってリアクションなのですが、ラーメンの値段が高いと評判の『一蘭』ですんで、この価格設定は想定の範囲内で御座います。
って事で、中身の方はこんな感じ。
ま、パッケージに書いてあるので今更ですが、この『一蘭とんこつ』には具が一切入っておりません。
麺の方はなんでも20年以上前からカップラーメンの構想はあったものの、『一蘭』のコダワリを形にする事が出来なかったのですが、ようやく今の技術力で納得出来るモノが出来たとの事。
ん~……記事によっては「20年間以上かけて開発した」みたいな事を書いてるトコロも有りますが、良く読んでみると20年以上前にも構想はあったってだけの話で、ずっと研究して来たとは書いてませんね!
ま、とりあえず湯を入れて4分待ちますかな~
今回、メッチャ奮発して買ったので、お湯も浄水器を通した水で沸かしてみようかなと。
いや、ラーメン屋さんも水にコダワリがある店ってあるじゃないですか?
ちなみに小袋は3種類ありますが、蓋の上で温めるのはBの液体スープだけですので、間違えないように!
いざ実食!
と、言う訳で4分後~
まずは粉末スープをブチ込むじゃない?
ん~……やたらと粉の量が多いっぽいのですが、そこまで特別感は無いですね~
で、良く混ぜてみるじゃない?
で、液体スープをブチ込むじゃない?
ん~……まあ、普通かな~
コチラの方はタレと油って感じでして、スープの豚骨感は粉末スープ側に託した感じ。
で、”秘伝のたれ”を入れて完成……と。
って事で、いよいよ後は食べるのみって感じでして、なんか微妙に緊張する感じですが、あえて言おう!
「全然、フツーであると!」
え?
コレって美味しいのかな??
ってか、俺の490円どこ行った???
不味くは無いけれども、昨今のカップラーメンのレベルで言うたら普通じゃんね……
『一蘭』の味に近いかどうかって聞かれたら、まあ確かに既存のカップラーメンの中では、一番『一蘭』の味に近いと思いますが。
(当たり前かw)
特に麺の方、あれこれコダワリ云々が公式サイトに書かれていたのですが、全然普通ですよ?
ご馳走さまでした!
『一蘭とんこつ』総評
と、言う訳で個人的にはまったく意味が分からなかった『一蘭』のカップラーメン、すなわち『一蘭とんこつ』でして、これは一体……
よしんば4月1日発売ならエイプリルフールのネタかなって思えますが、これで490円はブラックジョークを通りこして、ただのキンコン西野ですね~
食べた感想としては「金返せ!」で終了かなと。
いやね。
さも『一蘭』が作った風で、長年研究したっぽい雰囲気を醸し出しているので、なんかキンコン西野の片棒を担ぐみたいでイヤだったんで、今回は公式サイトからの引用を避けたんですけれども。
そもそもね。
この『一蘭』の”天然とんこつラーメン”って表現が大嫌いでして、あえて言おう!
「オメー、天然の豚でも使ってんのかよと!」
イノシシか?
イノブタか?
豚なんか100%養豚モノなんだから、”天然とんこつ”ってなんだよって話でして、逆に言えば”養殖とんこつ”とか”人口とんこつ”があるのかよって話。
『一蘭』が天然とんこつなら、世の中の豚骨ラーメンの店、全部が天然とんこつだわ!
(しかも一蘭ってセントラルキッチンじゃん?)
さらに言うと、「まあ、一蘭の自社開発だから高いのかな~」みたいに思われる人も居るかもなので、あえて言おう!
「製造元はエースコックであると!」
うん。
コレは普通にエースコックが作って販売してるカップラーメンでして、言うほどに『一蘭』じゃないよね~って。
ん~……こうなって来ると「高級な材料を使ったので値段が高くなった」説も微妙でして、実際に最近はカップラーメンを食べまくってる筆者の目線で見ても、値段はスゲー高いけれども味はちょっと普通なカップラーメンかなと。
じゃあ、なんで具無しカップラーメンの分際で490円なのかっちゅうたら、単純に話題性とかキンコン西野って事だと思います。
そんな感じで、まあ最初から薄々勘付いていたし、こういう結末も想定の範囲内だったのですが、とりあえず感想として「具がないただのカップラーメンでFA!」って事で。
いや、博多にラーメンを食べに行ってからは、博多ラーメン的なジャンルのカップラーメン、かなり意識して食べているので、この『一蘭とんこつ』には予定調和のガッカリ感しかないです。
と、言う訳で個人的には『一蘭とんこつ』を買うくらいなら、世の中のカップラーメン何を買っても当たりだとは思うのですが、やはり『一蘭』が好きな人はキンコン西野のファンと同じ感覚と思われ、盲目的に愛せるのかな?
そんな感じで個人的にはノーチャンですし、ぶっちゃけ『明星 大砲ラーメン 昔ラーメン』みたいなカップラーメンの方が100倍美味しいので、そちらをオススメしたいと思います。