『山岡家』ですよ!
ま、そこまで筆者にとっては思い入れのない『山岡家』ですが、店炊きだったり24時間営業な利便性は評価する感じでして、今回は期間限定の『鬼煮干しラーメン』なるアイテムが気になったので、それとなく食べに行ってみた次第。
ん~……『鬼煮干しラーメン』ですか~
とりあえず”鬼”って文字が入ってると、なんか凄そうかな~って思っちゃうかもですが、実際に鬼ってどういう状態、状況を表すのかっちゅうたら、わりと謎でして、具体的なモノではないっちゅうのが、微妙に怪しいトコロかなと。
って事で、一応は公式サイトのPRを引用しておきますかね~
鬼のようなインパクト!!
山岡家自慢の濃厚豚骨スープと厳選した国産煮干しを大量に使用し、とろみのついた濃厚ド煮干し豚骨スープに特注の低加水麺で鬼のようなインパクトのある逸品です。
との事でして、なんか”濃厚ド煮干し豚骨スープ”らしいですよ?
『山岡家』のメニューなど
って事で、気になる『山岡家』のメニューですが、あえて言おう!
「液晶の券売機なので写真は無いと!」
普通のボタン式の券売機でしたら、写真もササッと済ませられるのですが、液晶のって何回も画面を切り替えなきゃなので、まず無理ゲー!
ま、自分で気になるって言うてみたものの、ぶっちゃけ『山岡家』のメニューとか気にならないんで、別にいっかな~って。
ちなみに筆者、この『山岡家』でオススメはと聞かれたら、朝限定の『朝ラーメン』(470円)で御座います。
『鬼煮干しラーメン』860円
こんな感じで、どうでしょう?
ほほう……なかなかのドロ感でして、パッと見た感じはかなりブリックス(粘度)も高めかな?
まあ、しかし。
煮干し系と言うかセメント系って事なら860円って値段も納得ですが、なんか『山岡家』で860円ってのは安くは無いかな~って。
いや、そんだけの値段出すなら、かなりラーメン屋さんの選択肢は広がりますからね?
ちなみに『山岡家』は各種好みがチューン出来るのですが、この『鬼煮干しラーメン』に関しては麺の硬さのみ変更出来るみたいです。
ま、筆者は常にデフォ設定で食べる派なので、博多ラーメン以外は全て「普通で!」みたいな感じですけれども。
しれっとかけられている”一味”みたいなのも、店側の方でぶっかけている感じで御座います。
まあ、このくらいですと辛さ的にどうこうと言うよりは、ちょっとしたアクセントくらいだと思うので、特に気にならないですね~
そして!
お値段860円なものの、わりと”ネギヂカラ”は充実してるかもでして、そこら辺は高評価です。
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「まあ、山岡家はこんなもんであると!」
ん~……鬼って言うから、かなりの煮干し感と濃度を期待していたのですが、そこまででは無かったぞと。
と、言うか多分にこのドロっとした感じは、豚骨とかの動物由来と言うかスープ側のブリックスではなく、単純に片栗粉系のトロミを加えただけ説です……
まあ、豚骨をココまで煮詰めたなら、かなりの豚骨ヂカラになるのですが、この『鬼煮干しラーメン』の場合は、そういう感じのスープでは無いので、やはり片栗粉説が濃厚……
麺の方は低加水率の特注麺との事ですが、スープに片栗粉的なトロミを加えてしまったが為に、麺自体はスープを吸えない感じでして、確かにトロミで麺にスープは絡むものの、果たして低加水率麺のメリットを生かしきれているかどうか?
ご馳走さまでした!
『鬼煮干しラーメン』総評
と、言う訳で正直に言うと、最初からそこまで『山岡家』に期待してはいなかったので、個人的にはノーダメージなのですが、やはり片栗粉系のトロミはチョット違うかな~って思った次第。
ん~……一応は『山岡家』ってグループの中に『極煮干し本舗』みたいなラーメン屋さんもあるみたいですが、この『鬼煮干しラーメン』を食べた限りでは、そこら辺のノウハウが生かされている気が1㎜もしないぞと。
ってか、ガチ煮干し勢と言うかセメント系と呼ばれる濃厚煮干しが好きな人からすると、この片栗粉煮干しラーメンってのは無いな~ってなると思うし、むしろ失笑しかない。
これがもしも豚骨から来るドロ感だったら、味ももっと濃厚になるので”鬼”ってのも理解出来るのですが、見た目だけのドロ感ですからね~
そんな感じで、個人的には完全スルーで良いと思うのですが、まあ『山岡家』が煮干しを出すってのも珍しいので、気になる人は1回くらい食べてみたら良いと思います。
『山岡家 相模原店』営業時間
神奈川県相模原市中央区上溝4089-2
営業時間 24時間営業
定休日 無休