『中華そば 上溝屋』がオープンした件
と、言う訳で上溝ら辺にあった『らーめん花楽』が閉店し、しれっと『中華そば 上溝屋』に変わったみたいなので、一応は食べてみようかな~って。
いや、個人的にはそんなに興味ないのですが、やはり相模原市の情報としては必要な気が1mmくらいするので、お仕事的にはやるべき説。
まあね~
こうして平日でもチャチャっと動けるのは、やはり専業でやっているからでして、趣味のブログだったら……まあ、土日くらいしか食べに行かないかもですんで、何はともあれ広告を(略
ちなみに店の外観、ちょっと手を入れた感じですけれども、この外壁塗装のセンスと言うか色は……ラーメン屋っぽくないかな?
これ、花束が無かったら飲食店かどうかも分からない説でして、すでにこの段階で(略
『中華そば 上溝屋』のメニュー
券売機の方は、こんな感じ~
ん~……まあ、最近の値段っちゃ値段っぽい雰囲気ですが、神奈中バスの会社がやってるラーメンとして、高級路線なのかしら?
今までは大衆向けな路線でやってた雰囲気ですんで、これは新しい業態の試みって事だと解釈。
まあね~
確かに『らーめん花楽』も年々客が減ってる風に見えるし、相模大野にある『麺処うたり』もパッとしないので、新しいラーメンの方向性を開拓しようって事なのかな~って。
個人的には『くるまやラーメン』時代が一番(略
そして!
やはり高級路線と言うか、高級なイメージを植え付ける為に、広い店内はカウンター席のみで御座います。
ん~……どう見てもカウンター席&テーブル席が正解だと思うのですが、あえて家族連れを排除してでも、高級ブランド路線にしたいっぽい雰囲気。
『醤油ラーメン』900円
こんな感じで、どうでしょう?
ん~……これは早くも筆者の中の海原雄山がウォームアップを始めそうな雰囲気ですが、まだ慌てるような時間じゃあない!
いや、店の外観はマネーをケチった為、前の店舗を変な色に塗り直しただけっぽいものの、一応は”オシャレ感”みたいなのもテーマにしていると思われ、そういう昨今の”意識高い系ラーメン”をパクってるつもりならば、麺線を整えた方がソレっぽいぞと。
勿論、筆者は麺線とかそこまで気にしないけれども、そういう流行りを追いかけるのであれば、麺を整えた方が素人にはウケるぞ~って。
うん。
そもそも麺線麺線言うてるけれども、本来の麺線って製麺する時の(略
そして!
多分にナルト的なアイテムは、やはり”中華そば”らしさって事だと思うので良いけれども、意識高い系を目指すならネギも九条ネギとかが欲しいトコロ。
ま、恐らくコストの問題もあるので、そこまでの意識はないと思われ、あくまでもソレっぽくなれば良い感がひしひしと、それはそれはヒシヒシと伝わっちゃいますね~
なので、メンマの方は申し訳程度に2本だけ。
勿論、コストの高い穂先メンマは使わないぞ~って。
さらに!
宣材写真と全然違うチャーシューはペラッペラ、それはそれはペラッペラのペラでして、こういうのを見せられたら『醤油チャーシュー』(1200円)とか、試す気は無くなっちゃいますね~
900円のラーメンでチャーシューが透けそうな薄さってのは、単純にラーメンとしてダメでしょ~
宣材写真だと肩ロースに見えるけれども、なんか実物は脂身ゼロの腿肉に見えますし?
実際にパサパサで(略
とは言え、他の人の写真を見ると『醤油チャーシュー』は肩ロースが3枚追加されているので、もしかしたらノーマルのチャーシューとは別モノが乗る可能性。
でも、言うても『チャーシュー3枚』で300円だと、他店と比べても割高(略
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「女将は呼ばなくて良いと!」
ココまですら想定の範囲内なので、やり場のない怒りが込み上げて来る感はゼロで御座います。
ん~……スープの方、鶏ガラ感と言うか鶏ガラ臭さは微妙にあるものの、旨味があるスープとは思えないかな?
まあ、そこら辺も昔の中華そばをイメージしたって言われたら、こうなるのかもな~って思うけれども。
麺の方も細麺ですが、特に個性的って訳でもなく、平凡な感じで御座います。
ご馳走様でした!
『醤油ラーメン』総評
と、言う訳でどんなもんかと食べてみたら、やっぱ”付け焼き刃”なラーメンだった説でして、そういう意味では想定の範囲内なので大丈夫だ、問題ない。
いや、店の外観とか内装、それなり高級路線っぽい方向に振ってるので、てっきり『らぁ麺 はやし田』のパクリ路線、すなわち『鴨と蟹中華そば 鷙(あらどり)』っぽいパクリ感を更にパクるのかと思っていたら、普通に昔ながらの”中華そば”っぽいのを出して来たのは、どうだかな~って。
確かに昨今、ラオタ界隈では”ネオノス”(ネオ・ノスタルジー)みたいなラーメンが一部で持ち上げられているので、そこのブームに前乗りしようと考えたのかもですが、あえて言おう!
「ネオノスで喜ぶのはラオタだけであると!」
ま、それは言い過ぎかもですが、確かに極一部で注目されているけれども、個人的には決してブームと呼べるほどの”主流”には絶対ならない予感で御座います。
ラーメン界隈、あれこれマニアックなので細かい定義とか制定するのも大好き説ですが、多分にネオノスは一般の人には受け入れられないかな~って。
そもそもネオノスってラーメン自体の定義も曖昧ですし、筆者にとっては「ちょっと美味しい”中華そば”ですよね?」って感じでして、その割には値段が強気だったら……味は普通でも本当に昔ながらの”中華そば”を、町中華とかで食べれば良いかなと。
確かに昔の”中華そば”を最新技術でブラッシュアップみたいなのは、1回くらい食べてみたいけれども、逆に言うと1回食べて「こんなもんかな~」で終わる気がしますな!
そして!
話を『中華そば 上溝屋』に戻しますと、食べた感じはそういう”ネオノス”要素は無くって、ただただ値段だけ現代風になった”中華そば”って印象でして、この普通な感じのラーメン、今の時代にウケるとは思えない説。
100歩譲って値段も安くてテーブル席があったなら、上溝ら辺に住まう『ダイエー』辺りで買い物してそうな、坂の上には住めなかった上溝民が食べるかもですが、そこら辺の層とかを排除した感じの『中華そば 上溝屋』ですんで、商売的な意味でも無理ゲーだと思います。
じゃあ、ラオタがこの『中華そば 上溝屋』に再訪するかっちゅうたら、多分に無さそうな感じでして、この程度の味、同じ感じのラーメン(中華そば)でしたら、他にナンボでもあるぞってのがファイナルアンサーだぞ~って。
勿論、ラーメンですので好みは人それぞれですが、それなり職業的にラーメンを食べまくっている筆者の目線でも、まったく無個性な『中華そば 上溝屋』ですんで、ラオタにウケる事な無さそうかな?
なんかレビューの方は、そこそこ美味しい風な意見が多いのですが、筆者は異色の存在と言うか、店側目線じゃなくて読者目線で書く派ですんで、いくら新規オープンの店でも嘘で褒めたりは絶対にしないので。
いや、すでに先行で「美味しい!」って意見が多い中、その逆を書くってのはチョットは勇気がいると言うかリスキーなのですが、本当はレビューって味の分析が仮に間違ってたとしても、自分が感じた事を素直に書くのがレビューですんで、他人の顔色を伺って書くのは違うかなと。
って事で、とりあえず新規オープンの店ですし、味の好みは人それぞれですんで、気になる人は1回くらい食べに行ってみて下さい。
『中華そば 上溝屋』営業時間
神奈川県相模原市中央区上溝5-3-7
営業時間 11:00~21:00
定休日 水曜日