『ラーメンらぼ』ですよ!
と、言う訳で福岡県に行ったならば、やはりラーメンも必食ですので、とりあえず色々な店で食べてみた次第。
まあ、最初に行った時にレジェンド的な店は記事化済みですんで、そこから更に新店も含めて色々と固めてく感じで御座います。
いや~、マジに福岡市って日本でも1番目とか2番目ってレベルでラーメン屋さんがあるので、さすがに完全制覇は無理ゲーですけどね~
一応は書いておきますと我が相模原市は全国レベルで言うと100位以下ですんで、本当に「相模原市はラーメン激戦区だからね!」って表現は謹んで頂きたいぞと。
貴方が思っているほど、世界は甘くないですからね?
『ラーメンらぼ』のメニュー
って事で、メニューの方は大体こんな感じなのかしら?
ん~……とりあえずは初見なので、ベーシックなラーメンしか食べないけれども、色々と選択肢は有りそうですね~
え~、一応は大事な事なので何度も書いておきますが長浜ラーメンと博多ラーメン、何が一体どう違うのかっちゅうたら、今現在は明確な境界線は無い説でして、そこら辺はあまり気にしないで良いと思います。
いや、一応は久留米ラーメンも似たり寄ったりかもですが、久留米ラーメンは”呼び戻し”在りきとも言われているので、そこは同じにしちゃうと怒られる……のか?
もっとも昨今では色々なラーメンが混ざりあっているので、博多ラーメンだって”呼び戻し”的に前の日のスープをブレンドする店もあるし、麺の太さに関しても店によりけり説ですんで、実際に食べる時は細けぇ事はいいんだよの精神で良いんじゃないでしょうかね~
券売機の方は、こんな感じ~
多分、今は流石に微妙に値上がりしてると思うので、あくまでも参考って事で!
『特製炒飯』の1580円は凄く気になるのですが、今回はそういう目的で来ていないので、まずはミッション優先で進めたいと思います。
いや、こちとら普通に仕事でして、ラーメン食べるのだって趣味でやってる訳じゃないですからね?
逆に言うと趣味で昼にラーメン3杯食べてる人とか、マジにリスペクトで御座います。
もっとも、そのペースで食べてる人の多くは、ほんの数年でお星様になっている説まであるので、1日2杯を超えたら致死量と思った方が正解ですし、むしろ1日2杯すら食べ過ぎですんで、週に2杯か3杯くらいにセーブするのが吉かなと。
卓上調味料の方は、こんな感じで!
ほほう……『豚そば』用にちゃんと塩ダレ的なのがあるのは、なかなかのコダワリですな!
ちなみに醤油ダレの方はポットにあるので、間違える事は無いと思います。
『長浜ラーメン』630円
こんな感じで、どうでしょう?
まあ、多分に今は値上がりしてるかもですが、それでもリーズナブルな方だと思われ、やはり本場の長浜ラーメンはリーズナブルだな~って。
ちなみに筆者、この『ラーメンらぼ』に訪れた頃は、まだまだ博多ラーメンが良く分かってないレベルでしたが、今回の遠征も含めると結構な数の店を回ったので、今はわりと下手な福岡市民よりは博多ラーメンに詳しいかなと。
って言う目線で見ると、なかなか『ラーメンらぼ』の『長浜ラーメン』はイケてる予感ですかね~
ん~……どうですかね~
やはり写真ではリアルに肉眼で見るのと違って、なかなか細部まで気が付かないかもですが、とりあえず”油の量”には注目して欲しいぞと。
ま、そこはラーメンですので店によりけり違うって結論にはなりますが、実はみなさんが思っているよりも博多ら辺のラーメンはデフォだと油は少な目な感じでして、意外とそこまで重くはないぞと。
まあ、大雑把な括りにはなりますが、やはり札幌味噌ラーメン的なのが一番ヘヴィーですし、家系ラーメンも結構な量の鶏油を浮かべるし、昨今流行りの水鶏系な青湯スープですらガッツリ油は入れるので、そこら辺と比べたらヘルシーなんじゃないでしょうかね~
なので、確かにスープ側に溶け込んだ脂はあるものの、ラーメン的には意外と油少な目な気がする長浜ラーメンですので、個人的には連食向きのラーメンだと思っております。
麺量も替玉前提でやっているんで、そこまで麺量が多くないのも連食向きかなと。
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「なかなかレベル高いじゃないと!」
いや、なんか店の外も中もPOPなカラーリングだったので、一抹の不安は否めなかったのですが、ラーメンの方は真面目なテイストでして、なかなか洗練されているかなと。
確かに元祖的な長浜ラーメンに比べると、スープが太いと言うか濃いめな気はするものの、今の時代は濃い方が好まれているので大丈夫だ、問題ない。
麺はズバッと極細な感じでして、そこら辺も長浜ラーメンに忠実だと思います。
ご馳走様でした!
『長浜ラーメン』総評
と、言う訳で食べて良かった『ラーメンらぼ』の『長浜ラーメン』で御座います。
いや、やはりココら辺まで遠征したなら、もうちょっと歩いて行って『元祖 長浜屋ラーメン』と『元祖ラーメン長浜家』を先に食べるのが正解ですが、その後にココら辺の長浜ラーメンを食べ比べるのがマニアかなと。
上記の2店、どちらが元祖かは戦争になるので置いておくとして、オールドスクールな長浜ラーメンだけではなく、昨今の新しいニューウェーブな長浜ラーメンも食べないと、今現在の博多ラーメン事情は語れない説。
ま、ここら辺がラーメンの面白いトコロでもあり、面倒な部分でもあるのですが、名前は同じ長浜ラーメンでも、昔ながらの味を継承する店と、そこに今風のテイストをアレンジした店があるので、その両方を食べておかないと本当の長浜ラーメンが見えて来ないんですよ。
まあね。
相模原にも『長浜らーめん 相模原店』みたいなのはありますが、アレは魚介系も加えているので長浜ラーメン的には論外、むしろ長浜ラーメンを名乗るのは詐欺、ってか長浜ラーメンに魚介をガッツリ加えるのは「本場長浜ラーメンへの冒涜」で死罪と言われても仕方ないので、間違っても本場の人間には勧めてくれるなよと。
いや、そこは逆に考えれば理解すると思いますが、福岡県に遊びに行って「美味しい家系ラーメンがあるよ!」って勧められた挙げ句、その家系ラーメンに魚介系のテイストが加わっていたら『町田商店』系列のラーメンを喰わされるレベルで発狂出来ますからね?
そう考えると長浜ラーメンに魚介を加える事が、いかに人として罪深いのかが理解出来ると思うので、アレはアレで個人的に密かに愉しむのは自由ですが、ラーメン界隈的には隠れキリシタンくらいのレベル、カーストで言えば最下層の位置に自分は居るんだなって事を自覚しつつ、その禁断の果実的な味わいをコッソリとエンジョイしとくのが正解で御座います。
って事で、とりあえず長浜ラーメンを語るならば、昔ながらの店ばかりではなく、昨今のニューウェーブな店も食べなきゃですんで、ワンチャン『ラーメンらぼ』にも行ってみて下さい。
『長浜ラーメン ラーメンらぼ』営業時間
福岡県福岡市中央区天神3-6-17
営業時間 11:00~23:00
定休日 不定休